2023/11/7に待望のDLC「Robots and Guardians」と大型無料アップデートが同時に行われました。
またStranded: Alien Dawnに新しい楽しみ方が増えたということで、嬉しいですね♪
ただ、今から始める人にもオススメできるかというと、注意点もあるので記事にします。
「Stranded: Alien Dawn」本体に関するレビューは以前の記事を参考にして頂ければと思います。
Robots and GuardiansはどんなDLCなのか?
追加要素① 新しいシナリオ「保護者」と専用追加キャラ「ホープ」
このシナリオは「ホープ」というアンドロイドが仲間に加わった状態で開始されます。
シナリオの目的は「ホープ」の意識を完全(100%)にすること。
意識というと曖昧ですが、シナリオ中で数値として確認できます。
シナリオ中は虫の襲撃の代わりに「コンソーシアム」という人型集団が襲ってきますので、今までと違った戦術が必要になるでしょう。
■ホープについて
ホープは通常のキャラクターのステータスに追加して「意識」というステータスを保持しています。
この数値を100%に到達させることがシナリオの目的です。
「意識」を上げるには、知的スキルを成長させるような行動をとる必要があります。
ならひたすら研究させておけば、とも思いますが注意書きを見る限りそれはあまりよくないようですね。
説明を見る限り「意識」が上がるにつれて「幸福度」の管理が難しくなっていくようです。
ホープの初期ステータスは低く、「知性」「身体」以外の作業はほとんど行えません。
しかしながら、「意識」を上げていく過程で能力がアップデートされ、次第に他の作業を任せられるようになります。
追加要素② 新キャラ「ヘンリー・コールドウェル」
「ソラ」の近距離版のような特性持ちですね。
特別感はなし。
追加要素③ 追加レシピ
主にロボット関連のレシピが追加されています。
特に影響は大きいのはロボットステーション関係(収穫ロボット/防衛ロボット)。
例えば「収穫ロボット」は、資源の収穫や、物色などを行ってくれます。
細かい作業優先度は設定できませんが、キャラクターと同じく個別指示ですぐにさせたい作業の指示は可能。
他にも様々な武器やドローン等が追加されています。
なお、これらのレシピに関しては、「保護者」以外のシナリオでも使用可能です。
「保護者」シナリオ(DLC)の特徴
難易度が高い
開始時は3人+ホープの4人、ですが最初のホープは足手まといです。
「不時着」シナリオと比べると遠征での人数追加は渋い。
2年目中盤で既に、こちらのレールガンスナイパー(40M)よりも長射程の武器を使ってくる。
より高性能のSRなら多分戦えるが、マシンガン砲塔と同等の射程。
偶にいた虫の遠距離攻撃と比べると対処がかなり難しい。
しかも壁のそばに立ってる時は「カバー状態」で回避率が上がる。
「カバー状態」の敵はかなりやっかいなので、その状態にしないような設計が必要。
虫とは違い、遠距離から一方的に撃ってくる襲撃が厄介です。
こっちより射程の長い敵というのは、このゲームやってて初めてなので完全に防衛施設の作りを間違えてました。
逆に言うと、新しい撃退戦術を生み出す必要があるため、その部分を試行錯誤するのが楽しいとも言えます。
ホープ育成が楽しい
初めは足手まとい以外の何物でもなかったホープですが
2年目半ばだとこの状態。
また、睡眠いらずなのでずっと働いてくれます。
DLCは結局「買い」なのか?
これからこのゲームを始める方にオススメできるかと言われると微妙です。
理由としては以下。
追加シナリオ「保護者」は難易度が高く、初心者向けではない。
サバイバーの人数が少ないので無駄な行動がしづらく、襲撃者への対処が他シナリオよりも難易度が高いため。
他のシナリオを1~2個クリアして、ゲームの仕組みを把握できた人用のシナリオだと思います。
それぞれ単品で購入するより400円ほど安くなっているので、最初から全ての要素で遊びきる意気込みがある方であれば、もちろん「Stranded: Alien Dawn Premium Edition」を購入して初めても構いません。
私としてもDLC情報を見て購入したわけですが、正直1シナリオ追加で1500円はお高い印象でした。
ただ、いままでの虫相手に無双してた陣形が通用せずその点で楽しめているので満足はしています。
え、21M!?とはなりましたけど、同時に行われた大型アップデートの方に大半のデータが入っていたのかもしれませんね。
大規模無料アップデート部分に関して
今回のアップデートではDLC以外でも大きな変更がいくつかありましたので少しだけ見ていきます。
詳しく知りたい方はパッチノートの方を参考にしてください。
多層建築物
これ、めっちゃいいですね!
これを無料部分に入れてくれたのは本当にありがたい判断。
今までは土地の関係で広い部屋というのはそれだけで大きなデメリットにもなったけれど、これで4×5個室もみんなの分作れるようになりますね。
ただ、簡単に「部屋」だけで作るやり方だとダメで
① 床を作る
② 壁とドアを作る
③ 天井(次のフロアの床)を作る
という流れが必要なので少し手間がかかります。
なお、階段がなくても勝手にマイハシゴで登ってくれるのできっちりと移動導線がなくてもなんとかなります。
見栄え的には階段かエレベーターはあった方が良いと思いますが。
いくつのか新施設
例えば「配送ドローン」は基地運営に大きな影響を与える施設です。
当初はDLC限定かと思っていましたが、DLCを外した環境でも研究できたのを確認。
1回で持ち運べる量は少ないものの、サバイバーの3倍くらいの速度で基地を飛び回ってくれるので、すごく働いてる感じがしていいです。
遠方地に伐採に行った場合、収穫した場合も配送に×をいれておけば配送ドローンが片付けてくれるので効率化が進みます。
クラフトアイテム追加&ツール装備が2か所に
1つは耳栓が安定?
これで近くを通る人に起こされることがなくなります。
DLC「保護者」シナリオの攻略のポイント ※攻略ネタバレ有り
ここからは攻略情報を含みますので、自力攻略を目指す方はここまでで。
基本的には「不時着シナリオ」に似た構成ではありますが、気を付けるべき点がいくつかあります。
なお、上でも述べましたが他のシナリオよりも難易度が高いです。
大まかな敵(コンソーシアム)の襲撃の流れ
1年目(前半)
散発的な襲撃(弱)。チュートリアル。
1年目(後半)
襲撃がほぼなくなる。ソブリウス(冬)との関連は不明。この時期に防衛設備を整える。
2年目~
散発的な襲撃(強)。高性能のSR持ちや固い敵が出てくる。
高難易度でもクリア不可能ということはないと思うのですが、かなり難しそう。
保護者シナリオの特有のポイント
「天才」保持者は評価⇑
今回の無料アップデート部分でもかなり研究対象が増えましたが、保護者シナリオではさらに増えています。
中には5~8日必要な研究も多く、「天才」特性の有無で研究進行のペースがかなり変わります。
天才による研究洞察は凡そ3~4日毎に発生。
その日に最初に研究される研究の進捗度が50%伸びる。
というもので、例えば4日の研究であれば一瞬で2日分進むことになります。
うまくコントロールすることで、重い研究を2回の洞察で終わらせるのがウマいやり方。
ちなみに研究進捗度に関しては、研究リストから一度外してもそのまま保持されています。
詳しい発生条件は不明なので、その日の最初の研究は洞察発生用にして、その後すぐメインの研究に切り替えるのがいいでしょう。
なお、ホープを研究メインにする場合は、毎日1回だけ手動で一瞬研究させるといいでしょう。
天才保持者は2人
「農業」ができるクリスタか、「建設」「クラフト」「治療」ができるが戦闘ができないダニエル。
この二人のうちどちらを選択すると、研究がスムーズに進みます。
私の場合は治療役も欲しかったのでダニエルを採用しました。
戦闘が出来ないのは痛いですが、やりようはあるので。
襲撃は虫ではなく人型
敵のドロップは虫肉ではなく、装備品や電子器機等。
早期から遠距離武器を持っていますので原始的な武器で対抗するのは厳しいです。
敵のドロップで装備品が入手できるので、「武器鍛冶」の研究必要性は落ちています。
また、遠距離攻撃する敵が多いので引き込んでからのトラップ&火炎放射も少しコツがいります。
それでも1年目(ミディアム)は楽だったんですが、2年目になると専用の対処建築法が必要になってきます。
私も他シナリオの虫対策の延長で考えて建設していたら痛い目に合いました。
うまいこと敵を一方的に罠に嵌めれるような地形を構築したい。
1年目の冬あたりは敵の襲撃が止まるので、そのあたりがチャンスですね。
シリコンと液体燃料を安定供給させる必要
理由はホープの食料なので。
メインの食料の「シリカエナゲル」は1つで約65%程の満腹度の回復。
睡眠いらずではありますが、燃費がいいとは言えません。
「シリコン」「液体燃料」どちらも多量に用意する必要があるので、これらの製造優先度を上げましょう。
一応敵からも「シリカエナゲル」は取得可能。
虫肉があまり入手できないので、基本的には
穀物⇒植物油⇒液体燃料⇒シリカエナゲルのルートになるでしょうか。
かなり手間がかかりますね@@;
サバイバーの増加手段
確認できたものを記載します。
おそらく他にも増やす方法はあると思います。
新規入植者として加わるメンバーはおそらくランダムです。
■緊急通信
「交易ポッド」を建設した後にイベントが発生。
デメリット部分(コンソーシアムの襲撃)が1回だけなのか、それとも今後ずっとなのかは不明です。
コンソーシアムは電子機器などのアイテムももらえるので、コンソーシアムの襲撃が増えるのはデメリットというだけではありません。
交易ポッドを作る時期を遅らせることで任意のタイミングで発生させられます。
■遠征(空中戦現場)
熱気球を設置後にホープからイベントの通知。
現時点では、他の一般遠征での加入は確認できていません。
また、空中戦現場の遠征の2回目の発生も確認できていません。
(サービス/収穫/防衛)ロボットには直接指示可能
放っておいてもある程度は勝手に動いてくれますが、直接指示に関しても覚えておきましょう。
ロボットを直接クリックするか、ステーションのオレンジ文字のロボット名称から選択できます。
サービス/収穫ロボは残骸の物色が可能なので、すこし遠方の残骸物色にも使えて便利。
ホープの育成に関して
イベントを通じて新しいスキルや特性を覚えることが出来ます。
現在取得した特性はこのようになっています。
「クラフトデータベース」はクラフトでも「意識」が獲得できるようになるのでかなり優秀。
遠距離型にしましたが、敵の射程が長いので入り組んだ地形にして近接型にするのもいいかも。
流れ星(有頂天)、タキオンの放射線(古代の文明を発見)の遠征イベントで永続バフを獲得できると後半の幸福度管理も楽になる、かも。
ホープで0からの建設上げ
ホープに建設を覚えさせる場合、最初がスキルレベル0なので少し面倒ですよね。
0~1までは「動物小屋(1つ450ほど)」や「避雷針」などの建造物がオススメ。
動物小屋に関しては以前の記事でも述べましたが、「屋根の下」環境を手軽に作れるので保存場所に使えます。
2になったら、「木製の要塞壁」あたりを作らせるといいでしょう。
ホープの建設育成初期は一度他のキャラの建設作業は全部オフにするとスムーズに進みます。
実際にクリアしてみた感想
クリア日数は96日(丁度2年目大晦日)
・序盤の立ち上げが人数不足で難しい
・敵に遠距離持ちが多くて難しい
・(ミディアムの場合)敵に大型機械が出てこず敵のインフレ率は低め
・終盤の「意識」の上昇率が高く最後はあっさり終わる
「不時着」のようにサバイバーが減って行くわけでもなく、「軍事前哨基地」のように敵の波状攻撃が厳しいわけでもないので、終盤は他シナリオよりも楽だった印象。
意識100%⇒最後の大襲撃を撃退⇒クリア
の流れです。
ただし、意識100%後に意識を75%まで下げて準備を整えることは可能(準備不足時用?)なので、意識100%を無理やり遅らせる必要はありません。
難易度ミディアムでも序盤は人手不足でなかなか建設が進まず。
ベリーハード以上だと、ピストルない上に敵の数多いはずですが、本当にクリアできるのでしょうか(テストプレイはしてるんでしょうけど)。
他シナリオと同じなのであれば、insaneだと3日目くらいに襲撃が来ると思うのですが、そこを乗り切るビジョンが持てません。
2年目からが本番でコンソーシアムの襲撃が激しくなります。
以前の虫対策の基地の作り方だと通用せず苦労しました。
最終ステータス
スキルの獲得順は
建設⇒戦闘⇒クラフト⇒農業にしました。
サバイバーは最終的に6人(自分のプレイの場合)
・初期4名
・空中戦現場(熱気球建設後しばらくしてイベント)で一人追加
・緊急通信(交易ポッド後にイベント)で一人追加
通常の遠征加入はないように思えました。
ただ、もしかしたら低確率で加入とかはあるかもしれません。
空中戦現場(遠征)に関しては高確率ではありますが、新規入植者が確定というわけではないようです。
このイベントを早期に発生させる為にも熱気球の研究は急ぎたい。
緊急通信に関してはデメリットもあると記載されていますが、基本的には入れた方が良いと思います。
サバイバー不足はロボットで補う
「配達ドローン」「サービスロボット」の2つはできるだけ早期に研究したい、基地運営の効率が格段に変わります。
特に収穫ロボットが便利で、農業をほぼ任せることも可能な上、遠方の物色や襲撃してきたコンソーシアムの死体物色等を任せることが出来ます。
サービスロボットは料理とかも行えますが、エメリンを使ってると勝手に料理されてしまうと困るので使いませんでした。
1年目冬に対コンソーシアム用の基地建設を行う
きちんと引き込める陣形にできれば、キャラクターへの被弾0で対処も可能。
こんな感じで、火炎放射器で攻撃する前に手前のレーザー砲台のレーザーを当てるのがポイントです。
敵は先に攻撃された相手を攻撃するルーチンになっているので、うまくいけば火炎放射器を無視して突っ込んできてくれます。
本格的な「意識」上げは2年目後半から
1年目はほとんど上がりません。
研究ばかりすればもう少し早く上がると思いますが、幸福度管理が難しくなりそうなので他の作業もさせていました。
2年目開始時の意識は11%程度。
何年かかるんだろう…と思っていたのですが「シリカエナゲルプラス」を使うようになったらグングン上がるように。
気づいたのが遅かったのでクリア日数はもう少し短縮できそうです。
あとは、発生条件は不明ですが途中のイベントで知性以外の作業でも意識を入手できるようになります。
「クラフトデータベース」を取ることで、スムーズに意識上げができるようになりました。
データベースを取ることで、該当スキルの作業でも意識を獲得できるようになります。
データベースは他にも種類がありますが、一番連続して作業させやすいのはクラフトでしょう。
あまり早期にホープの知能だけを上げすぎないこと
「知能」が上昇するとホープの基礎幸福度の+の数値が下がっていく。
その割に特有のマイナス(タスクの種類が少ないなど)はあるので幸福度管理が難しくなっていく傾向があります。
幸福度に関しては安定した+要因として
・ダーツ/VRゲームなどの趣味関係施設
・動物との絆
・カーボン製のテーブルの食事、広い寝室の睡眠(睡眠するようになってから必要)
この辺りの準備がある程度進んでから本格的に意識を上げていきたい。
古代のエイリアン船(タキオンの放射線からの派生)の遠征は確定で幸福度+25(永続)のバフが獲得できるので、ホープで行うと良い。
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