みなさんは「箱庭サバイバルゲーム」を遊ぶでしょうか?
いわゆる「空腹度」「体温」などのリソース概念があり、それぞれの入手手段がトレードオフになっていて、数多ある手段を取捨選択してキャラクターを生き残らせるジャンルのゲームのことです。
「マインクラフト」も一応はこのジャンルですが、もう少しギリギリのサバイバルをしたい人向けのゲームとなっています。
このジャンルで最も有名なのは「RimWorld」になるでしょうか。
「RimWorld」が敵と戦うサバイバルであれば、このゲームは環境と戦うサバイバルです。
もちろん「RimWorld」も良いゲームなので、いずれ紹介したいとは思いますが、今回は自分がSTEAMのベストゲームだと思っている「Oxygen Not Included(ONI)」というゲームを紹介したいと思います。
ゲーム紹介
見た感じは、よくある(?)コロニーシムで、グラフィックは完全2Dでシンプルに思えるかもしれません。
上のトレイラーを見ても、キャラクターがコミカルでかわいらしいですよね。
でも、だまされてはいけません(笑)
「酸素は含まれていません!」という題名ですが、基本的にほぼ全ての資源が「有限」という厳しいゲーム。
どのくらい厳しいかというと、ゲーム中に人手が足りないから人を一人増やしたら、そのたった一人の食い扶持でコロニー全体が壊滅することもあるほどシビアです。
いくらコロニーシムのサバイバルといっても、100時間もやれば大体定石というのが分かってきて、似たようなゲームになる場合が多いと思います。
しかしながらこのゲームはそこまで甘くありません。
私のプレイ時間は516時間、にもかかわらずいまだにゲームシステムでいうと半分程度しか進めていません(端的に言うと宇宙探索できていません)。
ゲームを立ち上げたまま攻略サイトを熟読したりもしていたと思うので、実際に丸々ゲーム時間ではないと思いますが長時間プレイして、それでもまだまだ攻略の道半ばなのは確かです。
いまだに毎回新しい発見があって、「次こそはもっとうまくやる」という意欲があふれてくるゲームです。
時間が溶ける~という台詞は誇大広告でよくあるのであまり使いたくないのですが、本当にこのゲームは気が付くと3~4時間過ぎています。
私は結構気が散る方なので、普段はそこまで熱中してゲームすることないんですけどね。
もしあなたが無人島に1つゲームを持っていくなら、是非このゲームを持っていって下さい(笑)
総合:
おそらくこれよりも「面白い!」というサバイバルゲームには出会えないと思います。
もし、「箱庭サバイバルゲーム」というジャンルが苦手ではないのであれば、このゲームに触っていないのはすごく損しています。
ただ、あなたが受験生だったり、人生の大事な時期なら手を出してはいけません。
いやほんとに。
・1000回遊べるローグライク、よりたくさん遊べる高いゲーム性
・毎回新しい発見があり、次はもっと上手くという素晴らしいレベルデザイン
・時間を忘れるほど熱中する
・PCの要求スペックが想像よりかなり高い
・最初は情報の海に飲まれる
いい点はいっぱい述べたので、悪い点について。
要求スペックに関しては、言及しないわけにはいかないでしょう。
システム要件はこのようにあります
まぁ。。。嘘です(笑)
ゲーム開始直後はスムーズに動いても、スペックが足りないとゲームが進むにつれて処理が追い付かなくなってカクついてきます。
きちんとクリアを目指すのであれば、もう二回りは上のスペックが必要だと思います。
メモリーに関しては、8GBでは厳しいです。最低16GB、32GBなら安心という印象。
PC以外のプラットフォームで一切発売していないのは、もちろんマウスに最適化されたゲームシステムというのもありますが、一番はこのスペック問題だと思っています。
このグラフィックにもかかわらず重い原因は、おそらく1マス(ブロック)毎の物質の質量の記憶、および気体・液体の移動、隣接したブロックの温度の移動などを画面全てに対して制御している所為だと思います。
実は私も旧PCではかなり動作が厳しく、一旦諦めました(グラボがかなり古く、メモリを16GBに無理やり増設しましたがダメでした)。
今回PCを新調したこともあって約2年ぶりにプレイしたら、やはりというか、面白すぎて丸一日プレイしてしまった次第です。
久しぶりのプレイだったせいか、うまくできない部分が多かったのでまた1からやり直したいと思っています(笑)。
2番目の「情報の海」ですが、こればっかりはやっていくしかないです。
もちろん攻略ページ等をみれば、多少は手助けになります。
いつもは「いきなり攻略を見るのはオススメしません」とかいうことが多いのですが、本作に限っては「攻略を読めることがスタートラインです」というスタンスになります。
昔NHKスペシャルで「ポワンカレ予想」の回を見た際の、
ポアンカレ予想を解かれたことに落胆し、
それがトポロジーではなく微分幾何学を使って解かれたことに落胆し、
そして、その解の解説がまったく理解できないことに落胆した
というものすごい名言が今でも心に残っていますが、おそらくゲーム始めたてで攻略ページを読むと似たような感想になると思います。
でも大丈夫。このゲームの攻略サイトをいきなり見て理解できないのは普通です。
Oxygen Not Includedのオススメの攻略サイトは「Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート」となります。
上のページは現在でもおそらく無印版がメインの記事になっていて、「DLC:Spaced Out!」を導入した際の追加要素等の攻略は同サイトのこちらになります。
Oxygen Not Includedの今後の記事
迷ってます。
上でも言った通り、私自身まだシステム面はやっと一通り(宇宙以外)理解できたと思っているくらいで、知らないことも多いです(忘れてることも多いので攻略ページを参考書代わりにプレイ中)。
ただ、正直上で紹介した「Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート」等は、完璧な情報であるがゆえに情報量が多くて初心者からすると何を見ればいいのか分からないと思うので、私が攻略ページを描くとしたら、正しいけれど初心者目線では必要のない部分をそぎ落として、おそらく躓きやすいポイントポイントだけになるのかなと思います。
もしかしたら、そっと裏で一人で遊んで終わらせる可能性も高いので、しばらく更新遅いと思ったらそういうことです(笑)
実は最初、(読み上げソフトの)実況動画で出そうとしてはじめたらいきなり(元動画が)10時間とかになってしまって、「これ編集したら地獄やん・・・」ということに気づいて断念しました。
久々にやって、やっぱり面白かったので、別のゲームにいくという選択肢はナシ。
今回こそきちんと宇宙行って、せっかくなので「Spaced Out!」部分までやりたい。
最後に
この記事をみてもし迷った方がいれば、そこまで高いゲームではないので購入して遊んでみて下さい。
DLC「Spaced Out!」に関しては、本編の半額ほどで、ゲームバランスが大きく変わるDLCになっていますが、面白さは変わりません。
自分に合うか不安な方は、まずは本編だけで遊ぶのをオススメします。
かならずしも、初心者でも「Spaced Out!」の方が楽しめるという類のゲームではないです。
上で記載した攻略ページに関しても、基本的には本編のみを前提としたものになっているように見えましたので、その点でもズレが出てきてしまうのもゲームに触れたばかりの人にはノイズになってしまいますしね。
それに、本編をある程度遊んでから、DLC「Spaced Out!」を遊ぶとその違いが新鮮で一粒で二度おいしい、という感じになると思います。
実は私もDLC「Spaced Out!」導入でのプレイは今回が初めてだったのですが、まずはカンを戻すためにクラッシックモード(DLCなしに近いモード)でやったのですが、それでもかなり面白くなっていました。
おそらくこれは無印版もだと思うのですが、かつてmod(非公式の追加要素)で存在していた機能がいくつか本体にも導入されていてビックリしました。
DLC「Spaced Out!」も購入して始める方も、まずは「クラッシック」で遊ぶことを強くオススメします。
まだ満足に宇宙探索していない自分がいうのもなんですが、非常に覚えることが多いゲームなので、まずは地中生活をある程度こなせるようになったほうが、結局は上手くいくと思いますので。
コメント