全12話完走しました!
そして続編報告、やったね。
「シリーズ完結編製作決定」との情報しかありませんが、明るいヴァッシュが見れるといいなぁ。
いやー、本当にいい作品でした。
本編前日譚、ロストジュライまでを12話にまとめた作品ですが、アニメーションのクオリティが高すぎて他アニメと比較できない圧巻の映像美。
昨今のアニメ量産化、低予算化の流れをまさにぶった切る作品だったと思います。
旧作ご存じの方が気になっていたであろう、ヴァッシュ・ザ・スタンピードの賞金額が600憶$$ではなく、600万$$だったこと。
もちろんこれはロスト・ジュライ事件前だったからで、本作「TRIGUN STAMPEDE」ではそのロスト・ジュライ事件が焦点となっています。
以前、別ブログになりますが第1話時点での感想を上げさせていただきました。
そこでの記述を引用してみます
<第1話視聴時点の感想>
原作に関しては、ヴァッシュ&ウルフウッド/ミリィ&メリルあたりのギャグ寄りの部分と、シリアスな部分とのギャップが読者を引き込む要素だったと思うのでそのあたりをうまく生かす脚本ができるかが成功/失敗に大きくかかってきそうですね。
ずっとシリアスシリアスだと、面白さが伝わりづらい作品になってしまうかも。
また、「最強だけど心が弱い主人公」というのは最近求められる主人公像からはちょっと離れている気がするのでその点も不安点ではあります。
本作は正直自分はあまり期待してなかったのですが、いざ見てみるとCG作画面がすごい作品でした。
これほんと予算どのくらいで作っているんでしょうね。
以上。
自分の感想としては、作画は良し、脚本不安、シリアス多くなりそう!でした。
「ラブ&ピース!」が聞ける場面はあるのでしょうか。
全12話まで視終えた今、読み返してみても、そう的外れではなかったかなと思います。
最後までエゲツナイ程の作画クオリティだったのは、素晴らしいの一言。
是非動画で見ていただきたい最終話戦闘シーン。
長尺ワンカットでグリグリ動きます。
フルCGでなければ表現不可能でしょう、これは。
このシーンみて最初に思ったのが、他作品で恐縮ですが『Fate/zero』で随一の戦闘シーンである24話、「言峰綺礼vs衛宮切嗣」、この戦闘シーンがもしフルCGだったらどうなっていただろう?という妄想でした。
うわぁ、めちゃくちゃ見てみたいです。
すいません、話を戻します。
ストーリーに関しては、後半はシリアスシーンのみで駆け抜けたのはやむを得ない部分。
ライトなアニメ視聴者はストーリー置いてきぼりになっていた可能性が高いです。
私は満足な出来のアニメでしたが、ストーリーで振り落とされたであろう視聴者を考えると、残念と言えば残念。
個人的にもトライガン(旧作)アニメで一番印象残っているシーンといえば、主人公のヴァッシュがズッチャカズッチャカ口ずさみながら強盗が占拠しているバーに気づかず(実際にはわざとだと思うけれど)入っていくシーンなんですよね。
あのシーンでトライガンという世界観と、ヴァッシュ・ザ・スタンピードという主人公に魅了された人は多いはず。
本作「TRIGUN STAMPEDE」ではずっと主人公ヴァッシュの人の良さ、そして人間としての弱さを見せながら駆け抜けました。
これがロスト・ジュライ後の本編(賞金額が600万⇒600憶 $$)に繋がっていくことになります。
そう、本作はいわゆる前日譚なんです。
続編決定は本当にうれしい!
それにはもう一つ理由があって、正直なところ本作の戦闘描写は素晴らしいがストーリーはひたすら因縁の戦いで辟易していたのですが、ラストシーンで吹き飛びました。
『どこにいる?ストライフ』
「あ~~~と、ジュライです」
『好き勝手していると、保険協会に飛ばされるぞ』
「保険協会?」
『一度本社に戻ってこい。お前に新人が付く』
「私に?」
『わざわざお前の下に付きたいっつう変わり者だ。確か名前は…トン、トンプソン?ミリィ・トンプソンっつたか?』
「そっかぁ…おぉ、新人」
鳥肌が立ちました、ミリィに会える!?
第1話時点の感想では
寂しい気もしますが、前作とはかなり違った感覚で楽しめそうです。
とか書いていましたが、実際に次回作には出るかもしれないと聞くと自分のテンションが上がって驚きました(笑)
本作はシリアスシリアスで、鬱屈したシーンが多かったのは確か。
でも、今考えると前日譚としては完璧だったと思います。
次回作こそ見れるかもしれませんね。
らぁぶ、あんどぴぃす!
あのヴァッシュに会いたい
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