主に開発者・パブリッシャーの好意で無料化しているもので、ソシャゲは除外しています。
一部クリアがないゲームも混じっていますが、私の観点では非ソシャゲということで入れています。
要はきちんと最後まで無料で遊べるゲーム
追加DLC(有料)のゲームもありますが、課金前提のゲームではないもののみ取り上げています。
Your Chronicle《放置系RPG》
RPGでじっくりとPTを強化していくのが好きな方にオススメ
ios版やandroid版もありますが、常に起動したくなってしまうので注意。

放置系ゲームの亜種です。
特定のリソースを別のリソースに変換していくことで、主人公を強化したりストーリーが進んだりします。
きちんとエンディング(5種)が用意されている。
途中にはモンスターをテイムして仲間を増やしたり、放置ゲームというよりかなりRPGに近い。
グラフィックは存在せず、「数値」と「文章」のみで構成されています。
放置クリッカーの特徴で、ゲームを進めると敵も味方も異常にインフレしていく。
ある程度進んだ後に「転生」して強くてニューゲームを繰り返しながらどんどん強くなっていく。
強敵を倒す為に作業をローテーションしながら主人公PTを強化。
倒すと次の強敵が…という感じで進んでいきます。
ただ、序盤はやるべきことが頻繁に変わるのであまり放置はできません。
この点を「楽しい」と見るか「煩わしい」と見るか。
主人公の選択により物語が変化し、いくつかのエンディングが用意されています。
最後のエンディングクリアまではおそらく1000時間以上(放置時間含む)。
私がプレイしたのはかなり前ですが、この手のゲームには珍しくストーリー性を持っているので先が気になってプレイしていたのを思い出します。
The Sims™ 4《ライフシミュレーター》
目的は自分で作る。ゲーム内の住民となって好きに暮らしていくゲーム。

2014年発売、2022年に本編が無料化。
古い作品なのにプレイ人口すごいですね。
DLCは有料ですが必須ではないので、ハマったら購入を考えてみるといいでしょう。
ゲームのクリアなどはなく、目的も特にありません。
例えば「お金持ちになって大豪邸を建築して住む」というように自分で目標を設定して遊ぶことになります。
スキルレベルの要素があるのでRPG的な自己強化を目的に楽しむのもいいでしょう。
元が有料なのでゲームとしての質が高く、新しいゲーム体験ができると思います。
Narcissu 1st & 2nd《ノベル》
心に響くショートノベル

選択肢はなく、ゲームではなくデジタルノベル。
無料なのに音声ありとは一体…
シナリオライターの片岡とも氏は簡潔な表現と深い心理描写を得意としている。
昔、「銀色」という大人向けノベルゲーム(と言ってもそういう描写はほぼない)の第1章を担当していて、今でもその描写が心に残っています。
1章だけでもsteamで無料配信したら銀色また売れそうなのに、と思わざるを得ない。
Narcissuの最初の入りが銀色1章と被っていろいろ思い出してしまいました。
話が逸れたが、鬱シナリオを書かせたら天下一品の氏の作品。
鬱ゲー耐性ある人にオススメで、心が震えます。
ドキドキ文芸部!(Doki Doki Literature Club!)《ノベル》
何にドキドキするのか?
※公式では日本語非対応

一見ただのギャルゲーですが、驚きのギミックが…
ネタバレ厳禁とのことで、気になる方はご自身の目で。
日本語化はDoki Doki Literature Club v1.1.1 非公式日本語化パッチの少し下の方にある「3. パッチのダウンロード」からダウンロードしたパッチを適用することで可能。
ちなみに追加要素のある「Doki Doki Literature Club Plus!」は有料ですがデフォルトで日本語対応。
epic gamesに登録している方は、以前配布があったのでもしかしたらライブラリにあるかも。
Path of Exile《ハクスラARPG》
ハック&スラッシュというジャンルの金字塔

2013年発売ながら、いまだに同時接続1万人以上を続けている不朽の名作。
sims4には負けているがジャンル上そこはやむなし。
2022年には日本語化され、日本人でも遊びやすくなりました。
私がプレイしていたころは全編英語でしたので羨ましい…
今後は「Path of Exile 2」の発売も予定(2024/6にクローズドベータテスト予定)されていて、とりあえず旧作で触ってみるのもいいでしょう。
ゲームの特徴としては、「どの敵からでも超レアアイテムが出る可能性のあるハクスラRPG」。
また、通貨が存在しないのも特徴で、対NPC/プレイヤーどちらでも「カレンシー」と呼ばれる強化アイテムを媒介に物々交換。
おそらく次回作の「Path of Exile 2」でもこれは踏襲されると思うので本作で慣れておくのもいいでしょう。
次回作で最初から日本語対応されていればいいのですが。
課金要素
一応あるので説明。
基本的には衣装などの見た目要素のみ。
スタッシュ(倉庫)のみ、ゲーム内で有利になる要素ですが一通りゲームを遊ぶ分には無課金でも問題なし。
スタッシュに関しても毎月などではなく、1回購入すると永久に拡張(全リーグに適用)。
エンドコンテンツ周回を繰り返すほどハマったら、スタッシュの購入を検討するといいでしょう。
※スタンダードリーグ(常設)とチャレンジリーグ(約3か月)に分かれており、チャレンジリーグが終わるとスタンダードリーグにキャラが移行される。
初めてプレイする場合はどちらでもいいのですが、交流を考えてる場合はチャレンジリーグの方が活気があります。
Kingdom: Classic《王国拡張ストラテジー》
王様がパカパカ馬で移動しながらお金を捲いていく素朴なストラテジー
※日本語非対応
2015年発売された本作ですが、2020年あたりに無料化されたようです。
システムへの慣れは必要ですが、操作自体は非常にシンプル。
続編に「Kingdom: New Lands(2016)」「Kingdom Two Crowns(2018)」があるが、基本的には本作+αというような作りなのでまずはKingdom: Classicで自分の好みのゲームかを見て購入するか考えるのがいいでしょう。
「Kingdom: New Lands」は以前epic gamesで配布があったので、もしかしたらepicのライブラリに入ってる人もいるかもしれません。
Crusader Kings II《本格歴史ストラテジー》
かなり本格的な歴史ストラテジーの名作!
※日本語非対応

アイアンマンモードじゃないと実績解除不可!
この手のゲームにおいては実績解除は一つの目標(自己満足)になりますが、日本語化modは大丈夫なのかな?

元々は4000円ほどで販売されていた製品版ですが、次回作の「Crusader Kings III」の発売(2020年)に先駆け、2019年に無料化されました。
有料DLCも多いですが、無料版だけでも十分なボリュームがあるとのこと。
日本語化は有志日本語化があります。
記事現在のバージョン(3.3.5.1)において、EU4/CK2日本語化MODプロジェクトで配布されている方法で日本語化可能でした。
steamのワークショップで検索してのワンボタンでのサブスクライブは現在のバージョンでは不可なのでご注意下さい。
Helltaker《パズル》
ポップなミュージック&キャラクターで人気を博した倉庫番系パズルゲーム
※公式では日本語非対応


ヤクザが女の子悪魔といちゃつく(?)パズルゲーム。
ステージクリアしてもクリア後の選択肢を間違えるともう一回(笑)
公式に日本語はないが、基本はパズルゲームなのでそれでも問題ない。
ストーリーも見たい場合は非公式日本語化パッチを導入しましょう。
Mr.Mine《放置クリッカー》
クリックがほぼ必要ない放置クリッカーゲーム

初心者でも遊びやすく、(放置ゲーの中では)画面の見た目も色々変化があって面白い。
正直言うと筆者は放置系ゲームはそこまで見識があるわけではないが、本作はそこまで手間がかからず遊びやすい印象。
web版やios版、android版もあるが、最適化不足が指摘されておりデータ消滅や挙動のモッサリ具合が報告されているのでPC(steam)版で問題ないのであればそちらでプレイするのがいいでしょう。
ナツノカナタ《雰囲気アドベンチャー》
終末世界を旅する少女の物語

──終わってしまった世界の夏、少女はあてのない旅をする。
「ナツノカナタ」は
終末を迎えた世界を旅する少女たちを描いた、テキストアドベンチャーゲームです。
あなたは、偶然見つけた古いコンピュータに導かれて、出会ったことのない少女と通話をします。
彼女はナツノ。パンデミックによって崩壊した世界で、一人、行くあてのない旅をしているといいます。
けれどもあなたの知る世界では、パンデミックも社会の崩壊も起こっていない。
彼女のいる世界はどこなのか、どうして通話が繋がるのか──
ナツノの話し相手になって旅を見守るうちに、あなたは終末を迎えた世界の謎に迫っていきます。
廃墟でのアイテム入手などローグライク的な要素はあるが、基本は雰囲気アドベンチャー。
世界感&ビジュアルに惹かれたらプレイしてみることをオススメ。
へべれけ! ~すすめ 赤軍少女旅団!~《SRPG》
ブラックジョークあふれるタクティクスRPG

オバカなノリと、真面目な戦術を兼ね備えた作品。
R18版もあるようですが、steamは全年齢版。
プレイしたのはかなり前なのですが、面白かった記憶があります。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回のコンセプトとしては、きちんと無料で遊びきらせてくれるゲームの紹介です。
「無料ゲー」という言葉は昨今はネガティブなイメージになりがちですが、開発/パブリッシャーの好意で無料にしてもらってる今回紹介したような作品もありますので是非プレイしてみて下さい。
「基本無料ゲーム」ではない、「きちんと遊びきれる無料ゲーム」というsteamのタグが欲しい…
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