【King’s Bounty2】 攻略の手引き(システム面)【キングスバウンティ2】

今回は2021/8/25に発売された「King’s Bounty II」の攻略記事となります。

クリア後の感想としては、移動やアイテム探しの手間がゲームの大半の時間になっていたので、もう少しミニマムなゲーム設計にすべきだったと思います(前作ファンなので)。
とはいえ、思っていたよりもKing’s Bountyっぽさは残ってたと思いますので、前作が楽しめた人であれば触ってみる価値はあると思います。

テンポが悪いところ以外は比較的よくできていました
その1点が割と大きな問題点ではあるのですが。

目次

タレント優先度

タレントボードはリセットできますが
1回目:無料
2回目:10000
3回目:50000
4回目以降:100000
どんどん値上がりしていくので、現実的にはプレイ中には2~3回程度しかリセットはできないと思ってください。

赤:優先度高い
青:場合により優先度高い(最終的にはいらないかも)
緑:選択して取得する

上のボードは私の初見プレイ(カタリナ)時のクリア時点のもので失敗例です。
偏ったプレイをするとこんな感じで性格(?)が一定を超えたあたりで選択肢が選べなくなってしまうので、序盤はある程度(性格的に)ばらけたプレイをするように心がけましょう。
特に「力」は8まで上げた方が良いです。

少なくとも28(おそらくもっと早く?)を超えると対になった(秩序⇔無秩序/力⇔策略)選択肢が選べなくなり、取得できないタレントが出てしまいます。
この要素いる?

「秩序」でオススメのタレント

「栄光」「鍛錬」に関してはできるだけ早期にMAXまで取得したい。
プレイヤーの最高レベルが30なので最終的には「鍛錬」は振りなおすことになるが、早くレベルを上げるにこしたことはありません。

「無秩序」でオススメのタレント

自動で回復していくのが弱いわけがない、のだが人数は回復しないので過信は禁物。
「狡猾な策略」に関してはポイントが余ったら取得する程度で。
全体的に「無秩序」は必須と思われるタレントは少ない。

「力」でオススメのタレント

この2つのスキルは最重要と言ってもいいくらい強いスキル。
上にある「強烈な一撃」(クリティカルダメージアップ・要力16)も強いタレントではあるのだが、ここまで取ってしまうと策略28が達成できない。

「策略」でオススメのタレント

魔法を2回使えるというのは圧倒的に便利。
取得には最低でも28の策略値と、66のタレントポイントが必要になりますがその価値はある。

キャラ選択

どのキャラも初期値は大差なしで、クラスによる差異はそこまで大きくない。
ですが、レベルによる上昇値が「アイバー(戦士)」「カタリナ(魔導士)」「エリザ(パラディン)」で異なります。

アイバー

「軍事」が上がりやすい(多分)

カタリナ

「神秘の知識」「魔力」が上がりやすい
幅広い魔法が使用できるので初回プレイにオススメ

ボス直前のステータス


比較的早期に「蘇生」を使えるようになるため、戦闘中の部隊維持がしやすい。
統率に関しても主要な部隊は最大まで雇えるため十分。
やや晩成型で、「最高位魔法(策略タレントの最後)」を取得することで戦闘がかなり楽になる。

エリザ

「統率」が上がりやすい

ボス直前のステータス

※ボス前の為、軍事+15のバフが入ってます。

統率が高い、はずなのだがそこまで大きな差はでなかった。
「統率」による制限以外に、兵それぞれに最大兵数(例:槍兵なら10など)が設定されているのも痛い。

一方「神秘の知識」の70差の影響は大きく、思うように魔法を使うことが出来ないのが攻略に大きく影響しました。
装備で引き上げてlvMAX付近でやっと「蘇生(神秘170)」が使えるように。

「カタリナ」に対して明確に強い部分が見当たらなかった。

2周目ということで、タレント(に関わる特質)もある程度気を付けて取得した。
細かな差異はあるが、「カタリナ」「エリザ」に関しては「秩序/策略」型が安定すると思われます。

魔法/スペル(抜粋)

全て網羅はしていません。
クリア時点で保有していたものなので、入手していないものは評価できていません
氷系の7マス範囲魔法とかもあるはずですが入手していませんでした。
また、ダメージ数値は「カタリナ」(魔力123)のものです。

前作では高いランク(Ⅰ⇒Ⅱ⇒Ⅲ)になっても発動ランクを下げることが出来た気がするのですが、今作では発動ランクを下げる方法は見つかりませんでした(あったらごめんなさい)。
つまりランク3まで育成した後にランク2での発動は(おそらく)できません。

習得・発動には神秘の知識が一定値必要になり、「カタリナ」以外だと難しい魔法が多い。

死と暗黒の基礎

オススメできるスペルが少ない不遇属性(見つけてない強力な魔法があるかも)。
取るとしても1だけでいい気がします。
ダメージ系は全体的に数値が低く、不随効果頼み。

ダメージ系

呪い

600程度のダメージと「呪い」。
ダメージ数値自体はそこまで高くなく、効率が良いダメージソースにはならない。

士気が下がると行動不能(ターンスキップ)率が発生する。

サポート系

盲目


「盲目」という言葉に騙されがちだが、2ターンスキップさせる強力な効果。
遠くの敵に使うのであれば「盲目Ⅰ」のままアップグレードしないほうが良いだろう。

風と炎

いかにもダメージ系の属性に思えるが、召喚・サポートにも強い。
便利なスペルが多いのでオススメの属性。

ダメージ系

最大7ターゲットへの範囲攻撃。
炎上効果が6ターン継続するので、そこまで含めればなかなかのダメージ数値。

3ターゲット以上巻き込める時に使いたい。

召喚系

使い勝手が良い召喚呪文。

レベル3に必要な神秘の知識:110

キメラは強いのだが1体だけ。
呪文コストを考えるとちょっと使いづらい。

前作では驚異の強さだったフェニックスはいないのだろうか…

サポート系

コスパ最高。
とりあえず使っておけば5ターンも30%追加ダメージが発生。

「遠隔系」限定だが効果は非常に大きい。

1止めにするか、3まで上げるか悩ましい。
3まで上げると敵部隊を引き寄せてタコ殴りできる。

全部隊の移動距離が2増える。
コストの割に効果が大きく、移動距離を減らす装備を使う際には併用したい。

敵に精霊系が多いときに有効。

生命と光の基礎

必須の呪文がいくつかあるので、どの主人公でも取ることになると思います。

回復系

コスパだけみるなら1止め。

回復量はかなり多いが、ほとんどの部隊にはオーバースペック。
また遅れた回復なので使いどころが難しい。

貴重な蘇生魔法ですが、「復活Ⅰ」ですら神秘の知識170が必要。
コストに見合う働きがあり、劣勢の場面で使うことが多いので2~3まで上げることも視野に入れる。

召喚系

攻防のバランスが良い壁役5体を召喚。

レベル3に必要な神秘の知識:115

サポート系

「効果除去」に関してはⅡで止めること(重要)

1段階目
味方部隊のバフ・デバフ解除

2段階目
敵・味方部隊のバフ・デバフ解除

3段階目
味方部隊のデバフ解除
敵部隊のバフ解除

「洗脳」を解除できるのは上記のうちⅡだけになります。
「洗脳」を他に解除する方法はターン経過のみで、無力化するなど消極的な対策しかありません。

「洗脳」は「敵(状態)」についた「デバフ」という認識になります。
非常に重要なスペルなので、どのキャラであっても必ず取得すること。

「生きた炎」の聖属性版。
コストは14⇒16と増えている。

「神秘の渦」の防御版。
なのだがなぜかマナ取得効果も追加されている。

全体化すれば消費コストの回収すらできるようになる掛け特呪文。オススメ。

地と氷

ダメージ系

地味な名前に反して強い。

癖のない(周囲に被害を及ぼさない)対単体であり、その分他の範囲魔法に比べて倍程度のダメージ。
さらに移動制限も付与。

とにかくダメージ魔法としては頭抜けて使いやすいのでオススメ。
このスペルの為だけに「地と氷」をⅢまで上げても良い。

サポート系

「生きた炎」の氷属性版。

最強呪文の一つ。
「統率力」は主人公のステータス(魔力?)によっても変動するが、最終戦の敵にすら通用する。
コストはかなり変わるが、使うならⅢまで上げることを推奨。
一応「洗脳」された味方に使って時間を稼ぐ方法にも使えます。

最後に

というわけで、今回は攻略情報の中でも基礎となるシステム面に関する攻略記事でした。
私の初見プレイ(ノーマル)は「カタリナ」、2回目(ハード)は「エリザ」でプレイ。

賛否多そうな詰め攻略の「占い師の試練(全12回)」クエストに関しても全てクリアして動画にはとりましたが、記事にはしませんでした。
一番詰将棋っぽい「カイザーの試練」最初のドラゴンでのひき逃げの部分だけ最後にオマケで動画を付けておきます。

一つ言うと、「占い師の試練」は経験値はもらえないですし、装備も微妙なのばっかりなのでスルーしても問題ないクエストだと思います。
私も2周目プレイではスルーしました。

今作はどちらかというと(オープンワールドRPG好きの)新規層取り込みを狙った感がありますが、なかなか難しそうな印象。
思ったより素直なゲームで、自分自身としても攻略時にあまり悩むところがなかったこともあり、「kings bounty2」の記事に関しては終わりになります。
ストーリーで次回作匂わせで終わったので、ある程度売れたら次回作もあるかもしれませんね。

私個人としては前作(群)の「King’s Bounty: Armored Princess(King’s Bounty: Crossworlds)」「King’s Bounty: Warriors of the North」から好きだった作品ではあるので、次回作が出たら一応プレイはすると思います。
前作(群)はすごくレトロなUIのゲームなので、もしこれから手を出す方は(自分が許せるレベルか)プレイ動画等を見ておくことをオススメします。
1作目の「King’s Bounty: The Legend」は(レベルデザインが)私は好きじゃなかったので、プレイするなら「King’s Bounty: Armored Princess(King’s Bounty: Crossworlds)」からをオススメします。

「King’s Bounty: Crossworlds」は「King’s Bounty: Armored Princess」の拡張版(?)で(非公式)日本語化可能(大阪弁)。
「King’s Bounty: Armored Princess」は日本語ver有り。

「大阪弁modで問題全くなし!」という方であれば前者を。
「mod入れるのが面倒」or「シリアスストーリーに大阪弁は抵抗ある」と思うのであれば後者をオススメします。
なお、私は両方ともに入手して1回ずつクリアするくらいは気に入っている作品です。

カイザーの試練(占い師の試練)

4匹ひき逃げ×2回さえできればあとは適当で行けると思います。

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