satisfactory 2024年中に正式リリース予定
私が大好きなゲーム「satisfactory」のお話。
satisfactoryは発売当初はepic gamesの時限独占で配信された工場建設シム。
広大な固定マップ上に自分好みの工場を発展させながら、惑星の開拓を進めていくゲームです。
分かりやすく言えば3D版factorio。
2020年(epicでは2019年)発売の早期アクセスゲームということで、不安を覚える方もいるかもしれませんが現状でもオープンワールドクラフトゲームとして十分遊べる出来なので興味を持たれた方は安心してプレイして下さい。
ただし、サバイバル要素/戦闘要素は期待してはダメです。
さて、2023年にはupdate8がリリースされ、今後の展開がどうなっていくのか気になっていましたが先日動画が公開されていました。
動画の前半は(次回のupdate9に対する)ジョークで、後半に正式化(ver1.0)に関する情報ありました。
内容としては
・次のアップデートはバージョン1.0(正式リリース)
・時期は2024年予定
・クローズドベータを開催予定
個人的には「やっと正式化してくれる」という印象。
素晴らしいゲームなのは確かですが、アーリーアクセスということで長い間無料アップデートが続いておりDLCもないということでどうなるか心配でした。
素晴らしい技術力をもった開発なので、心の底から「儲かってほしい」。
ちなみに筆者は3周プレイしていて
1回目:(当時の最終ティアだった)ティア7まで
2回目:ティア8&最終納品(フェーズ4)完了
3回目:ティア8&最終納品未完
という感じで、しばらくすると「以前より効率のよい工場を作りたい」という気分になって1からリプレイしてしまっています。
正式リリースされたらまた1から遊びたい。
効率厨工場長としては、コンベア・ベルトMk.6が出てくれたら嬉しいw
効率厨には780じゃ足りないんです…
現状の最大採掘速度である毎分1200を処理できるようにしてくれればもっと高効率の工場が作れるのに。
そうなったら製錬炉が40台も必要になるので、できれば上位の製錬炉も…と欲が出てしまいますが。
次プレイする時は、最初から最大採掘速度に対応できる採掘/製錬での工場のレイアウトで作る!
というわけで、正式版に興味深々なのでクローズドベータには一応申し込みましたが、内容の口外はNGとのことなので記事にすることはないと思います。
正式化することで(新地域/新テクノロジーの)DLC販売や、ノウハウを取り入れた新タイトル開発などの新しい動きもできるようになることを期待。
個人的には飲食/渇き/酸素供給などをいれて、探索要素を強化したサバイバル系クラフト自動化シムをいつか開発してほしい。
余談
以前作った移動用のハイパーチューブキャノンですが、現在のバージョン(v.0.8.3.3)だと飛距離がですぎるようです。
原因は不明ですが、以前より引っ掛かりが減って速度が出てるように見えました。
基本的には同じ作り方で大丈夫だと思いますが、個数はもう少し減らさないとマップ端を超えてしまいますね。
subnautica2はおそらく2025年以降
こちらも大好きなゲーム「subnautica」の続編の話。
突然subnautica2開発中という話が舞い込んできました。
事の発端は(開発会社の親会社の)投資家向けの情報開示だったそうで
・ライブサービス(games-as-a-service)型で高いリプレイ性
・協力プレイをサポート
といったあたりがsubnauticaファンからするとかなり不安な内容だったようです。
ただこれらは(高収益性をうたった)投資家受けのよい情報開示だった可能性もあるため情報が錯綜している状況。
games-as-a-service(ライブサービス)型というのは馴染みが薄い方も多いと思いますが、継続的にサービスを続けていき、有償のサブスクリプション等の継続収益を目指すゲームサービス形態です。
大きな特徴として、サーバーが止まるとゲームがプレイできなくなるというものがあり、買い切り型ゲームとの差となっています。
(数年でサービスが終わることを考えると)実質的に永続所有できるゲームではなく、一定期間ゲームを遊ぶ権利を所有するような感じですね。
日本人になじみの深い基本プレイ無料のソーシャルゲームもgames-as-a-serviceの1つと言えるでしょう。
games-as-a-serviceで成功するためには2つの要素が重要になると考えています。
①ゲーム内で有利になるアイテムを有償販売する
②対人要素でプレイヤーを加熱させる
最低でも片方の要素がないと、ほとんど失敗しています。
(ゲーム有利にはならない)スキン販売だけで成功しているのは、先行者利益で多くのプレイヤーを獲得できた一握りのゲームのみ。
スクウェア・エニックスの「バビロンズフォール」がフルプライス販売だったのに1年足らずでサービス終了(=プレイ不可)したのは記憶に新しいですし、「Diablo4」に関してもシーズン制の開発費を満たす収入が得られず(マネタイズの失敗)苦戦しているのが伺えます。
games-as-a-service(ライブサービス)型とは言えませんが、ARK: Survival Evolvedの公式サーバーの終了や、大成功したパルワールドの月サーバー費7000万円などから分かるように、売り切りゲームにおける維持費というのはかなり重くのしかかってきます。
games-as-a-service(ライブサービス)型はサービスの維持だけでなく新要素開発にも費用がかかるので、売り切り販売のCSゲームとは基本的に相性が悪いと言えるでしょう。
さて、subnauticaですが前作(無印/ビロウゼロ)はソロプレイでストーリーをクリアした後はプレイすることはあまりない(やり込み性は低い)名作ゲームでした。
私の感覚では「リプレイ性の高いゲーム」というのは前作とはかなり方向性が異なります。
その方針転換で前作より良いゲームになれば嬉しいですが、不安の方が大きい。
今回の発表では(親会社による)投資家向け情報とはいえgames-as-a-serviceというのは開発の基幹部分ではあるのでしょう。
その発表で否定的なユーザーの意見が多かったようで、subnautica開発からも追加の情報が挙げられました
An Update About the Next Subnautica
元url:https://unknownworlds.com/subnautica/an-update-about-the-next-subnautica/
- 早期アクセスは 2024 年のリリースを予定していませんが、今年後半にさらに多くの情報を共有する予定です。
- 「Games-as-a-Service」に関しては、前の 2 つの Subnautica ゲームと同様に、今後何年にもわたってゲームを継続的に更新していく予定です。
拡張された早期アクセス更新モデルを考えてみましょう。
シーズンパスはありません。バトルパスもありません。サブスクリプションはありません。 - このゲームはマルチプレイヤーに焦点を当てたものではありません。協力プレイはゲームをプレイするための完全にオプションの方法になります。シングルプレイヤーでもゲームをお楽しみいただけます。
ここからは個人的な感想になりますが、前作subnauticaの面白さとは、孤独に深海を探索し、有用な物資を見つけて、それほど多くはないクラフト要素をアクセントにストーリーを進めていくこと。
無印subnauticaではストーリーに決着をつけて、きっちりとしたエンディングがあることで名作になったと思っています。
もしエンディングがなくて、チマチマとクラフト要素などが増えたとして3年4年と遊んでいたかと言われるとかなり疑問。
あくまでソロプレイゲームがメインであるべき。
「Games-as-a-Service」に関してはシーズンパス/バトルパス/サブスクリプションなしで成功するビジネスモデルではないというのが私の考えなので、親会社/開発会社間で姿勢にズレを感じてしまいました。
通常の売り切りスタイルで「games-as-a-service」という文言は使わないと思いますので。
「拡張された早期アクセスモデル(Early Access update model, expanded)」というのは個人的にはあまりよい印象ではありません。
最初に紹介した「satisfactory」の長期の早期アクセス(売り上げ↓開発費・維持費→)がまさにその状況です。
継続的な維持費が計上されるgames-as-a-serviceは、やはり売り切りゲームとは相性が悪いと思えます。
games-as-a-serviceは現代のゲーム会社上層部が望む理想論(多少の維持開発費で永遠にインカムが続く)であり、スクウェア・エニックスやソニーがなんとか舵を取る道を模索している形態。
ゲームに詳しくない投資家にとっては聞こえがいいのでしょう。
日本でgames-as-a-serviceを許容できる人は既にソシャゲに手をだしていてレッドオーシャン状態、欧米での成功例は対人マルチにほぼ限定。
前2作の私の評価は
Subnautica(無印):名作(シンプルで感情移入しやすいストーリー/簡易なクラフト/新鮮な探索)
Subnautica Below Zero:佳作(システムはほぼ同等だが減点が多い。特に地上探索が不必要)
subnautica2に関してどの程度開発が進んでいるのか分かりませんが、subnautica2がサーバー必須(サーバー停止するとゲームが遊べない)のゲームではないと祈りながら、続報を待ちたいと思います。
subnauticaの新マップ/新ストーリーというだけなら間違いなく購入するのですが。
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