一番しっくり来る説明としては、2D見下ろしのテラリアを目指そうとしているゲーム。
地下世界に放り出された主人公が、周囲を探検しMAPを広げて(explore)、敵と戦い(battle)、スキルで成長(skills)、クラフト(craft)しながら生活を豊かにしていくサバイバルゲーム。
この要素で想像した、大体その通りのゲームを目指して作られています。
アーリーアクセス中
日本語化:公式対応
評価
総合:
あくまで1本のゲームとして評価しますので、「アーリーアクセスだから加点」という評価はしません。
いまのところ、ちょっと変わったテラリア(ダウングレード版)という印象はぬぐえません。
コンテンツ量の不足(ボスの種類自体は多いがやってることが同じの為飽きる)を感じました。
ただ、飽きるまでは面白いゲームなので値段が安いこともあり点数以上にオススメはしたい。
・見下ろし型の探索&戦闘が面白い
・キャラの育成、クラフトによる拠点作成、探索のバランスが良い
・「地面」で簡易的なバイオームスポーンを作成できるのは面白い
・マルチで楽しめる
「テラリア」みたいな楽しみ方ができるのかな?
と考えていると期待通りのゲームが出てきた(序盤)、という感じです。
まだアーリーアクセス開始から2か月ということを考えると、これからどんどんコンテンツが増えてくるかもしれませんね。
・クラフトUIが悪い
・10年前の作品を到達点としたグラフィック
・クラフトのアンロックが基本的に数値をいじった新アイテムになるだけ
・自動化はまだまだこれから
・鉱脈が枯れる
・家畜が管理しづらい(座標バグ?)
・日本語化で間違った翻訳がある(アイテム効果など)
一番気になったのがクラフト時のUI。
例えば「トラップ作りたいけど、今作れるのどんなのあったっけ?」
と考えたとします。
その場合、クラフト台を開いて左の矢印上下で各クラフト台(使用するインゴットごと)をスライドさせながら網羅的に目でみて探すしかありません。
「ガラクサイトのトラップ」はガラクサイト作業台の「製作」に。
「スパイクトラップ」はすず作業台の「基地」に。
まず、なぜジャンルが変わっているのが不明ですし、現在作成できる〇〇(上の例なら設置型の罠)というグループを探すときにすごく不便です(本当に1個1個見ていかないとダメ)。
おそらくですが、1つのジャンルに入れることができるのが最大6個でシステムを構築してしまい、「基地」に「ガラクサイトのトラップ」「ガラクサイトのタレット」が入らなかったため「製作」に移した、というのが理由な気がしますが、本当にそうならちょっとあんまりな対応です。
他にも「厚板」を作るためには「テーブルソー」という特殊な作業台が必要で、それを探してもなかなか見つからなかったりします。
正解としては、「作業台」で作れる「電気台」、その「電気台」で作る。
確かにテーブルソーには電気が必要と書いてあるので「電気台」で作るのというのは見たらわかるのですが、他の作業台との役割は同じなのになぜこれだけ?というところにユーザーへの導線の弱さを感じます。
これは一部ですが、全体的にクラフトのUIが不親切と感じました。
鉱脈が枯れるのは初めて自分で見つけた時はかなりショックでした(笑)
しかも消滅した際、周りの鉱石もほとんど消えてる気がします(何も落ちてないことも)。
自動化に関しては、個人的には好きな部分なので、今後の発達に期待したい。
家畜に関しては結構厳重に2重で囲ったりしてたのですが、それでも偶に逃げ出しています。
予想としては、ロードした際になにかしら座標がずれているのかな?
柵で囲ったうえで掘で囲んでも逃げ出すときは逃げ出す。
どんなゲーム?
グラフィック:荒いドット絵
テラリアを到達点としているのが分かります。
探索&基地拡張
MAPは初期は小さめですが、最初のイベントをこなすと拡張されます。
各バイオームの敵は自動でリスポーンしますが、リスポーン条件となる「地面」があり、その地面の表層をはぎ取る(クワが楽)とリスポーンしなくなるため基地の拡張がしやすくなります。
逆に基地の近くに特定の敵をリスポーンさせる(屠殺エリア)を作ったりすることもできて、バイオーム移植がしやすいのも大きな特徴。
ちなみにボス戦への道筋に関してはパターン化されています。
①ボスの場所を探索するアイテムを作成
②ボスの場所に行き召喚アイテムを設置 ※しなくてよい場合もある
③ボスを倒す
サバイバル要素
軽めです。(ライフ・空腹度)
ポーション以外にも食事によりライフも回復するのでライフ管理は楽。
空腹度は主人公の動きにより消費(止まった状態では減らない)。
空腹度は基本的には農業⇒料理で。
戦闘要素
ボス戦は適正装備であれば初見だといい感じで苦労します。
戦闘は予想より面白い。
適正より良い装備をそろえることでアクション苦手でも大丈夫。
ちなみに死亡時はインベントリアイテムはその場にドロップ(墓の中)しますが、ショートカットアイテムと装備品アイテムはそのまま所持なのでリベンジは楽。
最悪ボス近くにリスポーンポイント(ベッド)を作ればゾンビアタックもできそう?(やってないのでわかりません)。
※ボスは既定位置に戻ると持続的に自然回復
全体的に、戦闘以外の戦術でもカバーできる作りになっています。
ボスによってはトラップ系もかなり有効。
クラフト要素
作業台のランクにより、作成できるアイテムが増えていきます。
上のランクの作業台を作るには、新しい鉱石が必要で、テラリアでは新鉱石入手で自動的に新アイテムがクラフトできるようになりましたが、そこに「作業台」というアイテムが挟まっただけなので分かりやすいです。
良い鉱石を掘るには、ツルハシのランクを上げないといけない、いつものやつです。
自動化
いまのところ、「とりあえず自動化もできるようにする予定」というレベルです。
鉱脈を見つけて自動で採掘させたり
木材が伸びたところで自動で伐採させてコンベアーで運んだり
この辺りはできるのですが、肝心の食料に関してはおそらく現在自動化できません。
また、一番の問題点としては、鉱脈が枯渇するというところ。
つまり現状クラフトのメインである鉱石は有限なのでコンベアー等で鉱石を運ぶ意味はあまりありません。
総じて、自動化に関しては現状はまだこれから、という段階です。
スキル
スキルは、採掘・ダッシュ・近接攻撃・活力・製作・遠距離攻撃・ガーデニング・釣り・調理の9種類で、各項目で5ポイント毎に1ポイントが獲得できます。
スキル100時にボーナス5ポイントが獲得できて最大で25ポイントをそれぞれのツリーに割り振ることが可能。
スキル効果はかなり大きく、事実上のレベル制のような感じになっています。
生産系でも最後に戦闘系が入っていたりするので、最終的にはオール100を目指すことに。
ペット
卵を孵化させることで入手できるペット。
現在8種類いて、主人公と一緒に戦ってくれたり、主人公にバフをかけてくれたりします。
ペットの所持するスキルは孵化時にランダムで9つ選択され、レベルを上げることでその中から最大5個を取得できます。
ペット厳選はやり込み要素ではあるのですが、卵はそんな乱獲できないためペットスキル厳選法に関しては別記事にて。
最後に
・テラリアは好き?
・レトロなドットグラフィックは許せる?
この2点が問題なければ触ってみる価値があるゲームだと思います。
現在でも(飽きるまでは)楽しめますし、今後どんどん面白くなっていく可能性も秘めてます。
個人的には、食料の自動化が可能になり、鉱脈が無限になったら町のような広大な敷地建築をしたい。
現状だと鉱脈消滅がショックすぎました…しかも枯渇は結構早い><
本作「Core Keeper」に関してはもう1本だけ攻略Tips+ペット厳選法の記事を書く予定です。
コメント