
slay the spireの4キャラの攻略について、アセンション20・堕落の心臓撃破を目標にしたデッキ作りを考えていきたいと思います。
ウォッチャーからなのは、愛用キャラだからです。
ウォッチャーの特徴
一言で言えば、派手で緻密
スタンスを切り替えることで、ダメージ2倍、被ダメージも2倍という超攻撃的な「憤怒状態」に変化できるのが最大の特徴。
全クラス中最大の攻撃力をもつクラスと言ってもいいでしょう。
非常に派手な立ち回りが可能なクラスなので上手くデッキが出来上がると非常に楽しくなります。
それだけ聞くと、すごく派手なクラスなのですが、「憤怒状態」のまま相手のターンになると手痛い反撃を食らうことになります。
なので、実は自分のターンエンドからの行動の逆算によりターン中の行動を決定しなければならないという緻密な戦術が必要になるクラスでもあります。
おそらくプレイングの差が最も出るクラスで、故に楽しい。
後述しますが、相手の行動パターンを知っているかどうかでプレイ難易度が非常に変わる中上級者用クラスです。
まずは他のキャラをメインに遊ぶことをオススメします。
基本戦術
・相手の攻撃パターンをある程度は覚える
・コスト面の問題を解決する
・自己強化手段を獲得する
・手札の安定化を考える
「憤怒」状態を如何に有効活用し、デメリットである被ダメージ2倍でダメージを受けないようにするかが大事です。
ランダムの5枚では事故が発生しやすいので、「保留」ギミックも使用しながら手札の質を安定させましょう。
重めの有用カードが多いので、コスト面の問題の解決は非常に重要です。
後述しますが、いくつかコストを踏み倒す手段が用意されています。
高難易度の攻略には、コスト踏み倒し駆使する必要があるでしょう。
攻略の軸となるカード/またはその組み合わせ
「神人化」+「断食」/「ミイラの手」「オレンジ色の丸薬」

「神人化」が嫌いなウォッチャー使いはいません、と言うくらいの人気カード。
「神人化」は単体でも非常に強いカードですが、「断食」のデメリットを消した上にさらにどんどんエネルギーを供給していってくれるので、「断食」を使う場合はセットで使いたいカードです。
そして、この2つのカードと非常に相性のいいレリックが「ミイラの手」「オレンジ色の丸薬」です。

「ミイラの手」は一時的に重いコストをサポートしてくれますし、「オレンジ色の丸薬」は「断食」のデメリットを相殺してくれます。
ウォッチャーにとってはこれらのレリックの効果は非常に強力です。
全知

強ウォッチャーデッキの最重要キーパーツ。
A20心臓を手っ取り早く初クリアしたい場合、「全知」を活用するデッキをお勧めします。
残りのデッキ内から好きなカードを2回プレイできるというのは、その時の最適解をプレイできるようなもので非常に強力です。
さらに「全知」で「全知」を2回プレイするという動きができると、最初に述べた
・コスト面の問題
・手札の安定化
を一瞬で解決できてしまいます。
「全知」と相性の良いカードとしては、上で挙げたもののほかには
・72点or144点をたたき込める「ラグナロク」
・お手軽に神聖状態になれる「崇拝」
・単体で使っても普通に強い「外的影響+」
等があります。

「全知」をピックできたら、是非この辺りと使いたい。
「瞑想」+「制定」

「全知」とはまた違ったベクトルのコスト踏み倒し。
基本的にウォッチャーの「保留」ギミックはやや使いづらい気がするのですが、「瞑想」だけは非常に高性能のカードだと思います。
「憤怒状態」でターンを終えたくないウォッチャーにとって「瞑想」というカードは非常に有用な効果を持ちます。
次のターンの行動もある程度操作できますし、「制定」と一緒に使うことでコスト減少も見込めます。
「神人化」を軸にしたコスト対策が出来なかった場合は、こちらを軸にしたデッキを目指したいところです。上で紹介した「崇拝」等のマントラギミックとも相性が良く、バンバンと神聖スタンスを使うことも可能です。
クリアデッキ
両方とも「全知」を主軸にしたデッキになっています。
「アセンション20心臓」狙いだと、この方向性が楽です。

「全知」⇒「全知」×2 から「神人化」「不動心」「拒絶の掌」を使って、豊富なマナを使った上で「瞑想」「猪突猛進」等の手札増強手段で敵を倒すデッキ。自己強化手段がないのでデッキパワーは低めですが、安定感はありました。
心臓は8ターンで撃破。

こちらも「全知」⇒「全知」×2コンボを使用。
「断食」「ミイラの手」「オレンジ色の丸薬」と言った自己バフも完備でデッキ完成度は高いです。
心臓は6ターンで撃破。
「拒絶の掌」はどちらのケースでも対心臓では必須級の働きをしました。
ウォッチャーに関しては、上手い人なら「全知」を使わずとも高い打開率を維持できるくらいポテンシャルのあるクラスですが、かなり繊細なプレイが必要となります。
とりあえず「全知」ゲーで打開してみて、その後に「全知」をなしでもクリアできるようにプレイを磨きましょう。
(オマケ)ショートデックを作ってみよう
上の例では、どちらもデッキ枚数30枚オーバーということで、デッキ圧縮には無頓着でした。
実は、ウォッチャーはデッキ圧縮を主軸にデッキ構築をすると、すごくおもしろい動きをするクラスになります。
理想としては、パワーカード/廃棄カードを除き10枚程度のデッキを作成できれば無限コンボも可能です。
現実的に10枚はかなり運が良くないと無理だと思いますが、「祓い清め」がピックできれば無限コンボも夢ではありません。

方向性としてはサイレントのナイフデッキに近いですが、サイレントよりも尖っていて、一見強いデッキでも1ミスで死亡しますのでプレイングによる差が非常に大きい。
最近筆者もウォッチャーのショートデックで遊んでいますので、実際に攻略した動画を紹介。
ただ、まだ心臓を狙えるほど習熟できていないので、アセンション20(心臓なし)です。
動画詳細にも書いていますが、ショートデックを覚えるとデッキ構築の考え方が広がると思います。
ウォッチャーのショートデックは使ってて楽しいので本当にオススメです。
だけど、タイムイーターだけは勘弁な!
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