
ついに正式化されたSatisfactory。
どのような点が変化したのでしょうか?
私の大好きなゲームで、今回、また1から工場建築をしてみたのでそのレビュー等。
ゆっくり遊んでいくつもりですが、正式化後の変化に関しては当記事で随時更新する予定。
プレイ記録に関しては続くかは不明です。
まだ未プレイの方の方へ。
Satisfactoryは未開拓の惑星に降り立って行う工場建設シムです。
敵との戦闘要素はごくわずかなので期待できないですが、効率化するのに楽しみを見出す方にはオススメのゲームです。
あと、時間が溶けます…
個人的にはSteamで5本の指に入るくらい好きなゲーム。
本記事はネタバレ有りで記載していますので、新要素などを自分で感じたい方には非推奨。
Ver.1.0の変化
ストーリーラインの追加


冒頭の導入の最中に唐突に見慣れぬ存在からの接触、アーリーアクセス中にはなかった演出です。
わくわくしますね!
とはいえ、その後は普通にゲームを進めて行きます。
おそらく要所要所で少しずつ謎が解明されていく感じで、あくまでフレーバー的に楽しむものという認識。
色合いからしてアーリーアクセス中からも(用途不明の物質として)入手できた、サーマルなんとかのようなアイテムと繋がるのかな。
フェイズ5&ティア9施設の追加

待望のコンベア・ベルトMK6をはじめ、新たな設備をアンロックできる。
毎分1200の資源の搬送が出来、高純度鉱脈をフルオーバークロック採掘しても対応できるように。


ポータル設備を使えば、プレイヤーの遠距離瞬間転移が可能に!
接続を維持している間シンギュラリティセルを消費しますが、使う時だけ接続をすればOK。
これでもう細かい調整が必要なハイパーチューブキャノンに頼らずとも遠方への遠出が楽になります、とはいえ最終盤でようやく実用化できるレベルですが。
MAMによるハードディスクドライブ解析の仕様変更
厳選したい人には嬉しい変更点。


MAMを作ってハードドライブをスキャン。

分析が完了すると、MAM内の「ハードドライブライブラリ」に仮登録。
「ハードドライブライブラリ」は代替レシピなどを決定するまでずっと残り続ける。

選択肢は3つ⇒2つに変更されましたが、その代わり再抽選可能に


再抽選前にセーブしておけば、ロード時に結果が変更されるようで、厳選難易度が低下。
地熱発電機の存在感が上昇!

地熱発電機のアンロックには「カテリウムカテゴリ」のMAM研究が必要です。
アンロックには「クイックワイヤー」「高速コネクター」等が条件だが、カテリウムカテゴリを進めて行けば比較的早く到達可能。
《旧ver.》

旧ver.ではアンロックにスーパーコンピュータの生産体制が必要だったため、電力量的に先にターボ燃料による燃料発電体制を整える必要があった。
石炭発電機が軸となっている時期に地熱発電機を使えるのであれば、本格的な燃料発電までの繋ぎとして役立ちます。
石炭発電で足りなくなってきたら、間欠泉を探して電力網を広げていくのも面白そうです。
地熱発電は置くだけでいいので便利ではありますが発電量に上下のブレがあるので、最低の方に合わせるか、平均値で使用したいのであれば蓄電池を使う必要があります。
数に限りがあるので主力とはいきませんが、1000~2000MW程度の上乗せは比較的簡単にできるので石炭主力の時期なら墜落船探しのついでに間欠泉を探してみましょう。
未加工石英のいくつかが地下エリアに移動
石英結晶やシリカを作成するための鉱床である未加工石英鉱床は以前のver.では数こそ少ないもののレアというほどではありませんでした。
ver.1.0からは未加工石英は地上部ではなく、地下洞窟に配置されていて、簡単には到達できないようになっているので注意が必要です(地上にある場合もあるかも)。
※追記:砂丘砂漠南に、表出してる未加工石英があるとの情報を頂きました!
その後いくつか資源場所を回ってみましたが、普通に地上部に露出している場所もありました。
偶々わたしが利用していた場所が消滅or地下エリアになっただけかも。

北の森スタートなら、北西部の川を渡った先が入口(入口は他にも複数ある)


スキャニングを頼りに洞窟を進んでようやく鉱脈を発見
地下洞窟への入り口は分かりづらく、内部は広大で複数の出口が地上部と繋がっている作りになっている。
パワーシャードが作成可能になり、無限資源に
MAMのパワースラッグのカテゴリの最終でアンロックされる。
パワーシャードの作成にはティア9で解放されるアイテムが必要なのでクリア後要素に近いが、パワースラッグをがんばって集めなくてもいずれはパワーシャードが無限に供給されるというのは大規模工場長には朗報。

TIPS
おすすめの代替レシピ
代替レシピは墜落船から入手できるハードドライブをMAM解析することで入手できる。
2択からの選択だが、1回再抽選できるので4つの候補から選択。
再抽選前にセーブしておけば、セーブ&ロードでの厳選も可能。
出現はランダムなのだが、現在進行中のTierにより基本レシピがアンロックされていることが条件になる点に注意。
オススメ代替レシピ
Tier (目安) | レシピ名 | 備考 |
---|---|---|
1~ | 鋳造ネジ ![]() | ネジの上位互換レシピ。 さらに上位に「鋼鉄のネジ」があるが、こちらは石炭を必要とせず鉄のみで完結するためラインを単純化できるのが強み。 |
1~ | ネジ留めフレーム ![]() | 材料的にはモジュラーフレームの下位互換とも見える。 ただし、生産速度が2.5倍となっていて中盤以降に中継素材として大量生産する必要があるモジュラーフレーム生産において役立つ。 というより分間2個生産ではとてもじゃないけど足りない。 ネジは代替レシピで作成したい。 |
3~ | 鉄のパイプ![]() | 鋼鉄いらずで鋼管を作成できるため、石炭の節約になる。 (鉄鉱石+石炭の)単純合算必要資源数は増えてしまうが、もう一つの鋼鉄品の鋼梁に石炭資源を集中できるのは大きなメリット。 |
3~ | 鋼鉄のネジ | このレシピがあるなしでゲーム難易度が大きく変わる強力なレシピ。 多量に必要となるネジは運送ボトルネックになりやすいので、鋼梁を輸送してネジを現地生産することでボトルネックの解消に役立つ。 |
3~ | 鋼鉄のローター | モーターを作成する際に非常にシンプルなラインを組めるようになる。 序盤はそれほど必要のない代替レシピだが、ターボモーターを使うようになるTier7あたりから有用性を感じ取れるレシピ。 鋼管の消費も激しくなるので、上で紹介した「鉄のパイプ」のレシピと組み合わせたい。 |
5~ | カテリウム回路基板![]() | 銅板の代わりにクイックワイヤーで作成できる回路基板。 銅板は大量生産に向かない素材なので、大量に必要な回路基板には有用。 用途の多いプラスチックの消費量が減るのも大きなメリット。 |
5~ | カテリウム・コンピューター | コンピューターの生産速度が1.5倍になる上にプラスチック16の代わりにゴム6を消費するということで、原油の消費量を抑えることが出来る。 クイックワイヤーの消費が重いが全体として優秀なレシピと言える。 |
5~ | 廃重油 | プラスチックやゴムの作成時の残り物として精製される廃重油をメインに作り出すレシピ。 廃重油はターボ燃料(の代替レシピ)作成時に必要になるので本格的に燃料発電所を作成するまでに入手したい代替レシピの一つ。 |
7~ | 汚濁アルミナ溶液![]() | シリカが精製されない代わりに精製速度が向上する。 シリカは未加工石英からでも作ることが出来るので、アルミナ溶液と分業することでラインがシンプルになり、省電力にも向く。 |
7~ | 純アルミニウムのインゴット | 数量効率自体は半減してしまうものの、製錬炉で作成できるため、シンプルなラインを組むことが出来る。 作るのが大変なアルミのスクラップの消費効率が下がってしまう点には注意。 シリカは余り気味な素材のため、材料効率的に優れているレシピとは言い切れない。 |
7~ | クラシック・バッテリー | 作成に液体が不要になるので製造機で作成できるようになる。 基本レシピの液体2種類(硫酸/アルミナ溶液)に比べるとラインがシンプルになり電力効率も良い。 |
7~ | 冷却装置 | 作成に水とゴムが必要なくなる代わりに、モーターを必要とするレシピ。 水が必要なくなることでラインの高低差の制限が緩和され、単純化もできる。 |
7~ | ターボ重油・混合ターボ燃料 | 基本レシピより個数効率/速度効率のどちらも大きく向上している。 【ターボ重油】 tier5の「石油処理」と「M.A.M」の硫黄がアンロック済みであることが候補出現の条件。 廃重油+圧縮石炭で作成するターボ燃料。 最終工程が(混合機ではなく)精製機で、シンプルなラインにしやすい。 (原油をボトルネックとした)個数効率では僅かに混合ターボ燃料より勝る。 (多量の圧縮石炭が必要であり)石炭を多量に消費する点で混合ターボ燃料に劣る。 【混合ターボ燃料】 tier7の「ボーキサイト精製」とM.A.Mの「硫黄」がアンロック済みであることが候補出現の条件でターボ重油より遅くなっている点に注意。 圧縮石炭の代わりに硫黄と石油コークスを材料とできるターボ燃料。 以前の記事でも紹介したが、競合しやすい資源である石炭を使わず完結できる点が優秀。 個数効率自体はもう一つの代替レシピであるターボ重油にやや劣るので、石炭の余剰具合によってどちらの代替レシピを使うかを判断。 |
9~ | ダイヤモンド(油性) | 基本レシピでは石炭から作成できるのですが、なんと1ラインで分間600もの石炭が消費されてしまい、複数ラインの平行作業は難しい。 ダイヤモンド(油性)の代替レシピを使うことで原油200消費に変更され、精製効率自体も多少上昇。 原油自体はこの時期は比較的余剰資源になりやすく、ダイヤモンドの代替レシピの中でも特に有用。 |
ゲームプレイ(ネタバレ有ります!)
スタート地点は「北の森」で開始
「草原」も序盤少しだけやってみましたが、結論から言うと「草原」より「北の森」の方が序盤のスタートダッシュはやっぱりよい。
他の2地域はVer.1.0以降ではまだ触っていません。
また、どの地域も最終的には行き来できるので、あくまで序盤の進め方として。

最初「草原」スタートで30分ほど触ってみたのですが、低純度鉱脈ばかりでやっぱりお気に入りの「北の森」に帰ってきてしまいました…
なにより序盤の燃料資源として重要な「葉」や「枝」の採取効率が圧倒的に違いすぎて、もう「草原」スタートでは我慢できない体になっていたようです@@;

燃料資源の「葉」を採取しながら最初の鉄鉱脈地点を目指します。
ちなみに、葉の採集は連打する必要はなく、E押しっぱなし推奨。

おや、北側の高純度鉄+高純度銅+高純度石灰のお気に入りスポットは「ハッチャー」の巣があったはずですが、ホッグに格下げになってました。
スタート地点最寄りの採集場所は最初でも対処しやすいように敵の難易度低下されたかな。
その代わりに、全体的に第2生産地となるようなその周りの採取地にはアルファ・ホッグ(上位種)のような初期装備では対処しづらい敵が増えた気がします。
何はともあれ、これはさらに北の森スタートが安定になった感が。
今回のアップデートで北の森は1か所石炭産出地(最も最寄りモノ)が削除された点は注意が必要ですが、この高純度鉱脈密集群はやはり圧倒的に有利。
「北の森」スタートでも、「森の中スタート」「高台草原っぽいところスタート」の2パターンがありますが、「森の中スタート」の時は上の画像の場所はそこそこ距離があるのでとにかく北西に向かいましょう。
「高台草原っぽいところスタート」の場合は、おそらく最寄りの鉄資源場所がここになります。
墜落船まわりのドロップ資源が美味しい

そんな第一拠点のすぐ近くには、墜落船が。
守っているのはホッグ×2なので焦らず対処。


ローターや強化鉄板を入手。
強化鉄板は、序盤使いどころが多い割に手での作成は結構手間なのでここでの入手はスタートダッシュとしては嬉しい。
※ドロップ品はもしかしたらランダム性がある可能性も
この墜落船は開封条件なしのチュートリアル的なものなのでハードディスクもここで初入手。
軌道エレベーターの建築とフェーズ1納品

軌道エレベーターの解禁はTier3以降の前提条件。
最初としてはかなりの量ですが、Tier2まで全て完了する頃には大した量に思えなくなるのがこのゲームの面白いところ。


出荷準備完了画面が豪華に(笑)

出荷時の演出も豪華になってる?
Tier3の目玉なんといっても石炭発電


これまでは放置すると停電になってしまうため動きづくめでしたが、電力自動化できると気持ち楽に。
今回の記事もとりあえず石炭発電で自動化してから書いてます(笑)

そんなこんなで石炭発電所作成。
以前の記事でも紹介した8つ1セットで532MW(600-68)の発電ができるユニットです。
やっと草刈り作業から解放。
~中略~ フェイズ4納品


フェイズ2~4まではそこまで変わらず。
アーリーアクセスではフェイズ4の納品をもってコンテンツ終了でしたが、今回はフェイズ4後もあるのでフェイズ4の納品量は控えめになってました。





というわけで、初のティア9到達で次が最終目標のフェイズ5となるようです。
ストーリーはここまで大きな進展はなかったですが、エンディングのようなものがあるのかどうか。


ティア9までアンロック完了。
あとはフェイズ5の納品でストーリーが進むのでしょうか。
メイン工場俯瞰

かっこいい工場にしたいといつも考えつつ、面倒なので適当に上に伸ばしてしまう(笑)
全部で7~8層くらいのフロア構成。
北の森スタートだと、鉄・銅あたりはスタート地点付近だけでも潤沢で、最後まで遠征なしでも賄えるのが強い。
ストーリーの続きがあるのかどうか見たいので、まずは最終納品まで早くこなしたい。



上からだと、かなり遠くまで見渡せます。
フェーズ5納品前の電力関係

・主力は燃料発電機(混合ターボ燃料)
・地熱発電機もアーリーアクセス時に比べたら使いやすくなった
・新電力の異界の増幅装置は500MW+総電力の10%ボーナス(消費資材無し)

有限である程度の電力サポートをしてくれる、地熱発電機の上位版のような感じ。
各地に配置されているサマースループを10個も使用するが優秀。
「異星の増幅装置」(MAMでアンロック)を使ってボーナスを強化することが可能だがアンロックはクリア直前になるだろう。
・原子力発電機は未使用
ver.1.0からFICSONIUM燃料棒を使って完全には遺棄できるようになったようだが、現状でもクリアまでなら原子力発電機に頼らずとも問題はなさそう。
最終納品後により完全な工場を目指すために…
フェイズ5納品




なにやらMYSTのパズルみたいなのが始まった…
手順 ※基本的に書かれた通りにするだけ


言われた通り燃料注入レベルを5に(針の部分をD&D)


B1を選択するだけ













最後ADAに裏切られるかな~とか思ってたけど、特に何事もなく大きな船がワープして納品完了

owatta w
あれ、未知の生命体の歌が云々とかいうのは…もしかしてマルチエンド!?

工場自体は引き続き作っていけるけど、ストーリーは何やら中途半端な感じが…
その後

進展があるかもと思って、MAMも全部アンロックしてみましたが特に何もなく。
最後に
というわけで、せっかくなのでまた1から正式化後のSatisfactoryをプレイし始めました。
攻略を進めながら記事を更新してみましたが、最初に出てきた謎の存在との邂逅は果たせず、探索漏れ?
地形に関しては地下に大き目のダンジョンがいくつかありました。
ただ、蜘蛛の対処が面倒であまり探索しきれてません。
正式版では実績(アチーブメント)も対応されたので実績マニアの人も嬉しいかも。

とりあえずストーリーラインを見たかったのでサクサクと進めてみましたが、エンディングが消化不良で何か見逃しがある可能性が高い。
DLCでストーリー関連の深掘りとか追加エピソードがあると嬉しい。
久々にSatisfactoryプレイしましたが、ついつい遊んでしまう中毒性がありますね!
Steamゲームの中ではかなりオススメです。
コメント
コメント一覧 (2件)
砂丘砂漠南には、表出してる未加工石英があります。
割と近くにカテライトと原油があるので、クリスタルコンピューターを使うと便利。
あと、最初に出てきたのはこの星の原住知性体っぽいですね。
どうも、SAM鉱石自体が休眠状態の原住民で、変動機は彼らに合図を送るためのものかと。
某ゲリオンで言う所のダミープラグ。
マーサースフィアやサマースループを集めてると、テレパシーを送ってきます。
情報ありがとうございます!
地下は蜘蛛対処が苦手なので露出してる未加工石英は有難いです。
先住民に関しては、(他ゲームで恐縮&高望みしすぎだと思いますが)Outer WildsやSubnauticaのようにもう少し接触があると嬉しかった気がします。