今回は珍しくソシャゲの話題。
このブログでキンスレを扱う日が来るとは。
キングスレイドはかつてVespaという企業によって運営されていた基本無料の育成メインのソシャゲ。
どうやら2025年3月15日をもって正式にサービス終了していたらしい。
とっくの昔にサ終していたのかとおもってました@@;
ハマっていた時期もあったソシャゲで、サービス終了は灌漑深い。
キャラゲーとゲーム性のバランスが良いゲームでした:)
なんでいきなり思い出したかというと、ネットサーフィン中に

いきなりキンスレの広告が出たこと。
広告が出るということはスポンサー料を出してる企業があるということ!?
一応公式HPもあるようですが、いまのところまだコンテンツはほぼなしでなぜか重かったのでリンクはしません。

戦闘システムとしては、誤解を恐れずにいうとブルーアーカイブに近い。
戦闘はほぼオートで、スキルのみ発動。
(基本的には)画面左から敵を倒しながら右に進んでいく(別パターンもある)。
元々キンスレをやっていて、似たシステムだったことがブルーアーカイブを始めた一つの理由でもあります。

キャラインフレは低めで、ある程度どのキャラもコンテンツにより活躍の場が与えられている。
1~2ディーラー、1タンク、サポーター複数が基本構成で、4人~8人程度のPTが必要なので多数のキャラを時間をかけて育成していく。
見ての通り、バフアイコンの数がえげつなく、相乗効果ですごいダメージが出るのも一つの魅力。
コンテンツ毎にいろいろな最適PT構成を考えるのが楽しい。

基本無料のSTEAMゲームとして復活するようです。
運営は別会社(Masangsoft)で、おそらく権利を買い取って運営を始めるという感じでしょうか。
まぁ、発売予定なのでどうなるかは分かりませんが…
正直なところ、システムの移管がどのレベルで出来ているかは不透明ですし、開発チームはVespa時代にほぼ解散してる状況から今後の継続的なアップデートはかなり困難だと思われます。
ただ、アップデートがなかったとしても、このゲームが好きだった人はこういう場が提供されるのは有難いことですね。
キンスレの想い出

このあたりのキャラストーリーがやや駆け足だったのは、今考えるとVespaの体力が尽きかけていたのか…

でも悪側操作して善側と戦闘は目新しかった
MVがよかった
最も完成度が高かったのは『Deja Vu』
ネタバレ多いけれどw
韓国のユニットながら日本語カバーまでしてくれるサービスの良さ。
単純に曲として好きだったのは、ヒロイン(フレイ)の心情をうたい上げた『Not A Hero』
こちらも日本語Ver有り。
MVではないけれど、PVとして好きだったのはRebellion

ハウンド部隊がかっこいい!
この後に2大事件(後述)が起こることを考えると、ここが頂点だったか><
上は公式動画ではありますが権利関係もあるので、もしかしたらこれらの動画も今後みれなくなるかもしれませんね。
失敗の原因は二つ
あくまでユーザー目線で、もっと大きな原因はおそらく社内にあったのだと思いますが
量産クオリティアニメ化&オリジナルキャラをメインに据える
現役ユーザーからすると、やっぱりゲームの追体験&演出強化を期待していたと思うんですよ。
それに対し、新キャラ&新キャラをメインに据えたオリジナルエピソード。
これは別作品ですよね…
個人的には、このパンデモニウムのシーンをハイクオリティに仕上げて1期のラストで見れるのであれば、それだけでも見る価値のあるアニメになったと思っていました…残念><
個人的に好きな話のスカーレット&チェイスとかジェーン&テオとかのストーリーをアニメで補完してくれていれば理想でした(さすがに散らかりすぎて難しいとは思うけれど)。
LINEとのコラボ&期間限定入手強アイテムの導入

(ユーザーが思っていた)キングスレイドの課金理念として、『期間限定で入手できるアイテムを必須にしない』というのがありました。
ランキングで火力計測などがあるため、後追いに対して高い壁が出来てしまうため。
キングスレイドはTime to Win>Pay to Winで(もちろん廃課金者もいたけれど)どちらかというと広く浅く集金するスタイルのゲームでした。
よく盆栽ゲームといわれてましたね。
・宿屋による好きなキャラを入手できるシステム
・キャラ重ねのないゲーム性 ※凸はあるけどガチャ無しで簡単
これだけ聞いてもユーザーフレンドフレンドリーなゲームだったことはソシャゲをやっていた人なら分かるでしょう。
ちなみにちょっと前まで遊んでいたブルーアーカイブも似た感じ(キャラ凸はあったけど代替品が楽に入手できる)。
そんな中、今までコラボをしていなかったキンスレが初コラボ相手として選んだのがLINE FRIENDSで、しかも期間限定で永続バフ(装備する必要もなし)アイテムという扱い。
ソシャゲをプレイしてる方なら分かると思いますが、別会社のコラボは自由に復刻できないのでそこに永続バフを付与してしまうとゲーム性に大きく影響が出ます。
正直いうとこのイベントの後、私はキンスレから距離を取りました…
別ブログですが、当時の記事でも
「課金限定&期間限定ガチャ&重ねあり」の永続バフコンテンツというのが、「課金は時短であり、無課金でもマッタリ遊んでいれば同じラインまで辿り着ける盆栽ゲーム」というキングスレイドの好ましい方向性から外れてしまった
と書いていますが、こう感じたユーザーは結構いたんじゃないでしょうか
ちなみにこの「アニメ改変事件」「コラボ事件」はどちらも2020年後半。
個人的にキンスレが落ち目に入ったのもこの時期だと感じています。
それまでは順調にユーザーと信頼感を築いていたと思っていたのですが…
個人的には細々とでも復活してほしいゲーム

さすがに今から1から育成して、神罰レイドの赤・緑・黒デバフ入りをクリアできるまでやり直せるかと言われるとわからない。
ほぼ課金はしてなかったのでのんびり遊んでも最上位コンテンツに触れるゲームというのは昨今だと珍しいかもしれないですね。
※他にもPvPやワールドボスダメージランキング等、最上位コンテンツは盛沢山
個々のイベントごとに適正となるキャラが変わるように作られているのが厄介でもあり面白くもあり。
サポーターはどのコンテンツでも強かったけれど!
今回、時期は未定ですが別運営(Masangsoft)の元、おそらくそのまま移植されると予想。
開発チーム、とくにグラフィック関係のチームの復旧は期待薄。
おそらく大きなアップデートは行わず、最小限のアップデートで収支プラスによるような運営を目指すのだと思います。
古いゲームなので、原神とかのヌルヌル動くアニメーションに慣れた若いユーザーが触れて楽しめるかというと怪しい。
それでもかつての想い出に浸るユーザーの憩いの場として長く続いてくれればと願わざるを得ません。
ついでにいうと、
『ドラゴンクエストライバルズ』もこういう形でも復活してくれませんかね(心の底から)
こっちはほんとそのままアプデなしとかでもいいからスクエニさんお願い。
オマケ(懐古厨のキャラ思い出)

対人女王のスカーレット
低コストで敵のバフと味方のデバフを解除する強スキルもち。
強い弱いではなくkawaii
MP回復速度の異常な速さによる初手の早さで、闘技場でも初心者の味方でした。
人気のあるキャラだったけど、アニメでは出たんでしたっけ?

サポーター枠では純粋に性能としてバランセはやりすぎだった感。
全てのコンテンツで使えるサポーターを作ると使われないサポーターが出てきちゃいますからね。
キャラインフレは比較的少ないゲームだったけど、サポーターだけは順調にインフレしてしまった。


反逆者クラウスはストーリー的にはよかったけれど、キャラ性能はやりすぎた感。
防御無視は全てを台無しにするってはっきりわかるんだね!

堕落フレイをアニメで見たかった
※メインヒロイン
実はアニメみてないので、アニメ超面白かったらスイマセンw


コメント
コメント一覧 (4件)
数字のデノミとSWと魔王カーセルフレイが全ての失敗だっただろ
忘れちゃったのかな
開発陣が空中分解して初期のシステムがブラックボックス化してアップデートが困難になったのが大きな原因なんだけど、、
システム移管してもまるっきり新しくシステム構築しないと復活はむずかしそう
キャラのモデルはよかっただけにもったいないんだけど
対戦が面白い特殊なゲームだったと思う。
色々言われてるけど、1章の最後までやってくれたので良かった。
キンスレ一本で開発してたら、今でも続いていたかもね。
キンスレ失敗の要因はSWバランス調整の失敗とか色々あるけど、リアルタイムで戦うシステムってのも大きいと思う
同じ韓国ハクスラゲーでエピックセブンってゲームがあるんだけど、そっちは長年世界トップ10に入る売上を誇るほど成功してる
元キンスレ民からすると未だにプリセット機能すらないし装備厳選もメンドいしで劣化キンスレといっていいレベルなんだけど、ターン制だからキンスレとは比較にならないほど戦いやすいんだよね
リアルタイムだとボタン連打ゲーになるだけだから難しいのが失敗した要因だと思う