※注意点
当ブログでは、特定の銘柄情報を記載することがありますが、あくまで情報として記載しているだけであり、取引を推奨しているわけではありません。
購入/売却の判断は必ずご自身の意思と責任で行うようお願い申し上げます。
もうすぐ2024年も終わりますね。
今年は自分もついに株式投資を始めた年で、始めたのが7月ということもあって、最初はボロ負けしました;;
そこから色々研究(?)して、「負けない投資」を心がけた10月以降、その結果
1日平均30分くらい(会社の昼休みのみ)。
材料がなくて眺めてるだけという日も多い。
詳細(株式投資)
個人的見どころ(?)
・レーザーテック一瞬だけ触ったけれど、怖くてすぐ手放し(結果的助かった)
・アステラスは長く持つつもりだったけれど、怪しい気配で処分(結果的助かった)
・INPEXありがとう(でも最後は安値処分)
・やっぱり日本では銀行が儲かるのか(大手に限る)…どこかでもっともてるタイミング探したい
・日産はヤレヤレ売り(だけど統合なんて読めないから持っておけない)。
・本田は1兆自社株買いで助かった(今後の統合不透明感ですぐ手放してしまったけれど後悔はしない)
詳細(投資信託)
投資信託の売買は、1ロット50万を目安に、日経平均が下がった日に購入、上がった日に売却で地道に稼ぐ。
この辺りは資金次第ですが、追加購入の余力を持たせた運用がカギ。
日経平均連動の投資信託なら、安定したレンジ相場回転売買が可能(株式よりローリスク)。
3か月間の売却回数(全て)がこれです。
かなり少ないと思いますが、勝てそうな時にしか購入しないので。
実際には購入もしているので、総取引回数はこの倍程度。
見れば分かると思いますが、基本的に損切りはしていません(後述)
ちなみに
現在の所持ポジション
投資の教科書(?)に乗ってるような銘柄ばっかりにしか手を出してないのは、ファンダメンタル分析に自信がないため(笑)。
INPEXだけは突出して持っていますが、配当もそこそこで、政府保有であること、どんなに下がっても1800円程度(と思っている)。
自分の中ではJTと並んで長期保有目的です(と言っても上がったら売っちゃいそう)。
本来はこういう銘柄は別の証券会社で別枠で保有していた方がよかったかも。
NISA枠(S&Pとオルカン)はほぼ処分してしまったのですが、結果的には失敗。
とは言っても、円高リスクを嫌った結果なので、判断としては後悔はしていません。
三菱商事はかなり後悔しています(笑)
三菱商事はトランプ相場を見越した10月最初に2800円くらいで買い増ししてしまったのですが、これは自分の投資信条とは異なる判断(後述)での購入だったこともあって今考えると本当にダメ。
もっとがんばればもっと増えるか?
と言われると、おそらくそうはならない。
私が心がけてきたのは「勝つ投資より、負けない投資」
ということで、投資歴半年(笑)が半年かけて思ったことなど。
これから投資を始める方へ送る言葉
初心者は投資にガッツキ過ぎないこと
これが最も大事。
投資を始めたころ、何十万、何百万も動かして、たった数分で何万も勝ったり負けたりすることが楽しくなる時期があります。
でも、それは多くの場合ギャンブルです。
投資をギャンブルとしてやらないのであれば、投資活動との距離感を大事にしてください。
上の取引回数を見てわかる通り、私の場合は1日30分程度が丁度いいという感じになりました。
株価チェック自体も1日2回(昼、夜)程度(本当は3時くらいにもやった方が良いとは思う)。
デイトレではなく、スウィングでもやや長めのスパン(数日~2カ月程度)での売買となっていることが分かります。
もちろん、投資知識が豊富で、専業投資家としてやっているような方には私みたいな初心者からは何も言えません。
あくまで初心者へ送る言葉ということで。
上がった時に買わないこと
株価の「勢い」を過信して買わないこと。
株式の大原則は「下がった時に買う」
私の持ってる株で最も損失を出しているこの株。
元々2750円くらいで購入していたのを、トランプ相場を見越して2800円に上がった時に追加で購入した後2500円まで下がってしまいました。
三菱商事はいつか上がると思っていたので買い増したいとは思っていました。
当時の心理状況的に「日本の総裁選が終わって、トランプ相場になって上がりそう」とか柄にもなく思ってしまってつい購入。
結果的に大失敗ですが、「上がった時には買わない」という原則をおざなりしたことの方が自分にとってダメージでした…ちなみに2500円(利回り4%)でナンピンするか悩んでるうちに上がってしまって買いそびれてます(笑)
横道にそれましたが、分かりやすく言うと「日経平均が下がって、該当の株価も下がった時に買う」を守れば(バリュー株であれば)大きな火傷を負わずに済むかもしれません。
グロース株より、バリュー株に投資せよ
これから投資を始める方は、ファンダメンタル(企業の財務状況)の分析はできないと思います。
グロース株の売り買いというのは、ファンダメンタルの理論武装が出来ていることがスタートラインです。
私自身、ファンダメンタル知識はまだまだ低いので、財務面の情報分析をしなくてもある程度安心して買えるバリュー株投資をメインにしています。
バリュー株投資には大きく2つのメリットがあります。
■配当により年3~5%程度の収入が見込める
あくまで見込みですが、株価が変わらなければ定期的に配当金(インカムゲイン)を得ることが出来ます。
実際には株価は配当額よりも大きく上下に株価変動することが多いので
仮にある株を一定期間中に購入⇒配当受領⇒売却までこなしたとすると
インカムゲイン+(キャピタルゲイン-キャピタルロス)=期間中の収入額
つまり
①インカムゲインが高い銘柄(減配のリスクも織り込んだ上の評価)を狙う
②キャピタルゲインが獲得しやすいタイミングで購入
この2つを軸に考える。
■暴落時にも配当利回りが強力なサポートラインとなって株価回帰しやすい
バリュー株は暴落した後も、大抵の場合(時間がかかることはありますが)回復する可能性が高い。
もちろん減配されるとサポートラインが崩れる上に、減配による株価下落(=キャピタルロス発生)があるので本業の成績が良く、近年減配されていないことが大事な条件。
本業の成績がいいことが前提ですが、余力で自社株買いを進めるバリュー企業を狙うのは良い考え。
逆に、その時に勢いがあっても、グロース株は躓くとどこまでも落ちて戻ってこれない可能性もある。
2024年だと、半導体系の企業が分かりやすい例
右は「レーザーテック」という半導体に関連する代表銘柄の1つの今年の株価推移。
6月には4万円を超えた株価は、12月現在15000円程度まで下落し、今後どこまで回復するかは不透明です。
グロース株は配当利回りが低い代わりに、成長投資率が高くキャピタルゲインを狙える銘柄。
その代わり、配当によるサポートがないため適正株価というのはないと言っていい。
グロース株には、「配当利回り5%なら本業利益が微妙でも持ち直しそう」というようなサポートラインが存在しません。
ファンダメンタル分析に自信があるならそれでもいいのですが、そうでないなら「配当利回り」というサポートラインは分かりやすく失敗しづらい指標と言える。
もちろん、配当利回りが高くても減配リスクが高い株は手を出さないほうが無難です。
その為にも、過去の減配実績くらいは調べてみるといいでしょう。
信用取引には手を出さない
信用取引の2つのメリット
・所持金の約3倍の買付が行える(借金できる)
・空売りから入って値下がりすると利益が発生
前者は書いている通り借金。
100万の手持ちに対して、300万の取引ができるのは一見メリットですが、よっぽど精神力が高い方でないと正常な判断が出来なくなります。
また、ギャンブル性が強くなり、「負けた分を取り返さないといけない」というような心理的に追われる可能性が高い。
私の場合、1回の取引は総資金の5~10%程度と決め、基本的には総資金の50%は余裕資産としてここぞという時だけ(例えば8月の大暴落のような明確に判断できる状況に)使う。
ギャンブルとしてやるなら別ですが、借金しながら(非平常心で)売買するのは自分には大きなデメリットに感じます。
空売りは場合によっては大きなチャンスのケースも確かにあります。
ただし
・空売りは理論的損失が青天井
・有名な株は基本的にあがっていくもの(10年チャートとかで見てみましょう)
・空売りは期限がある
・空売りはコストがかかる
・そもそも株価が下がることを喜ぶのは通常の感覚とは異なる
これらを総合的に踏まえると、空売りは初心者は手を出すべきではない。
私も投資を始めた当初、デイトレで触ったりしましたが、感覚がズレていく感じがして結局はやめました。
株価が上がった時に喜びたいというのは甘い考えなのかもしれないけれど。
安易に損切りしない
「早めに損切り」という言葉だけが独り歩きして、売るべきタイミングが定まっていない人が安易に損切りばかりしているとトータルでマイナスになりやすいと感じる。
「損切りできるかが勝負の分かれ目」という言葉も間違いではない。
ただそれは、売るべき時に売る確固とした投資理論を持ってる人に限定される言葉。
「損切りすべきタイミング」というのはかなり難しく、それなら初心者は損切りしないで済むような運用を目指す方が楽。
もちろんこれは信用取引をしない前提であり、信用取引メインの方はきちんとした損切りが必要で、だからこそ初心者は信用取引に手を出してはいけないという話にもつながる。
個人的には「バリュー株投資&損切りは(基本的に)しない」というスタンスを初心者の方にはオススメします。
ナンピン(難平)は悪ではない
ナンピンは持っている株が急落した際に、さらに追加で投資して平均投資額を下げる売買手法。
現物取引でバリュー株という条件であれば、私はナンピンは肯定派。
きちんとした業績&世間評価の株式であれば、ナンピンしてもレンジで戻る可能性が高い。
ただし、スパンは数日~1年程度はみるべきで、そのため1回の売買は休眠銘柄にしても困らない程度の額にすべき。
安いときに買って、さらに下がったらさらに買い増すのは別に悪いことではない。
もちろんグロース株には当てはまらないけれど。
円高はチャンス
円高の時、日本株は下がり、海外株も(ドル⇒円になおすと)下がる。
なので、「今は円高だ!」と思うのであれば積極的に投資をしましょう。
特に「S&P」を始めとした海外投資信託は円高の時こそ始めるべき。
記事現在157円とかで個人的にはかなり円安(と思っている)。
新年で新NISA枠が復活してさらに円安に進みそうではあるけど、ちょっと今は手を出しづらい…
円安の時はできるだけディフェンシブに動くことをオススメします。
円安の時は多数の株を取得してしまうと、円高になると損失を出しやすい。
投資信託(日経平均・TOPIX)の回転売買(ローリスクローリターン)
以前も紹介したけど、かなり負けづらい手法で、少額ではあるけれど「投資で稼ぐ」という感覚を得やすい。
また、日経平均に興味を持つようになって、少しづつ資産が増えていくので楽しくなりやすい。
私の10月~12月の投資信託の成績もほとんどはこの、「日本の投資信託での回転売買」です。
日経平均が下がった時に買って、上がったら売るというだけですけれど、これだけなら1日3分でできる。
本やネット、動画などに傾倒しすぎない
※下記はスウィングトレードでのお話でデイトレードはむしろテクニカルが重要
本はあくまで外枠(思想とか)を学ぶだけのものであり、勝ち負けに直結する情報ではない。
ネット・動画で有名な人は囲い込んでの有料動画、noteへの誘導目的が多い。
特に後から「私預言してました」系は、よく見ると「上がるかもしれないし、下がるかもしれない」とかそんな感じのことを(「上がるかも動画」「下がるかも動画」と分けることもある)言ってることが多い。
特にファンダメンタル無視のテクニカルのみは危険。
テクニカルメインの人は中身を聞くと「上がる時は上がる、下がる時は下がる」をそれっぽく言ってるだけのことが多い。
テクニカルを無視する必要はないが、投資判断の1~2割程度という認識。
少なくとも日経新聞などを読まずに、テクニカル系のインフルエンサーの情報を元に株式投資をするのはどうかと。
以前もいいましたが、自分の専門外の知識を入手する手段として活用するのが〇。
私は主に海外の市場動向(FOMC関連とか)の情報を入手するために参考にさせてもらってることが多く、その面ではとても助かっています。
もちろんこの記事も信用しすぎない(笑)
最後に
偉そうなことを書きましたが、実は1年の投資結果はマイナスです(笑)
それは7月~8月は信用取引を始めとしたデイトレなどで遊んでしまった為(-100くらい・・・)。
恥ずかしながら、大暴落時にある銘柄(楽〇)を大きく損切りしてしまうという愚も犯しました。
あの頃はデイトレしやすい環境だったこともあって、株式投資との距離感を間違えていた感。
個人的に、この「距離感」というのを意識しはじめて勝てるようになった気がします。
あまり勉強代という言葉は好きではないですが、失敗があってこそある程度株式投資に対して自信が持てるようになりました。
来年はきちんとプラスを積み上げて、趣味に使うお金くらいは稼ぐことを目標にしたいと思います。
あまり大きな目標を立てると無理をしてしまいそうなので…
趣味トレとして、生活を豊かにしていきたいものです・x・b
ではでは、これから年末休みなのでゲームいっぱいがんばります@@
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