【資産運用】デイトレを始めてみる【デイトレ初日結果報告】

NISAをはじめてみたのですが、始めた途端アメリカの株式相場がガタガタw

これはひどいw

資金を引き揚げてもNISAの年間枠(最大240万)が復活することもないのでとりあえず塩漬けにしてプラスに転じてくれることを祈っておきます(‐人‐)

仕事柄平日もたまに自由に動けるのでせっかくなのでデイトレをはじめてみることに。

《注意》
本記事で銘柄情報などが出ることがありますが、あくまで投資は自己責任で。

できれば余剰資金で行うようお願い致します。
また、取引ツールは操作を簡略化してくれますが、その分入力ミスによるリスクもありますので操作は慎重に

私自身まだ始めたばかりなので間違えたことをいう可能性もあります、というか可能性大

必要な初期資金力

株は1単元100株のことが多いです(場合によっては1000株とかもある)。
単価はまちまちですが、単元となる株数で数十万~200万くらい(一応もっと上もある)。
単元未満株での取引もできますが、いろいろデメリットがある(らしい)。

なので初期の開始資金としては3倍で50万(信用で150万)くらいあると主要株式の多くに参加できる。
もちろん多いことに越したことはありません。
ある程度の初期資金は必要ですが、売買での損益は1回数百円~数千円にコントロールできますので、一気になくなるようなことはありません

目次

使用している証券会社やツールなど

証券会社:SBI証券

①ゼロ革命で手数料を無料にする

同じく手数料無料になる「楽天証券」との2択ですが、私はこちら。

ゼロ革命の条件を満たせば国内株式の手数料が無料。
楽天証券でも「ゼロコース」という同じようなプランがある(らしい)。

ゼロ革命のプランに変更するには少し面倒ですが、上記のページを読みながら手続きをすることで特に紙書面などは必要なくできました。
ただし、適用されるのは1営業日程度かかった気がします。

②信用取引口座の開設

デイトレードをする際には信用取引口座を開設する方が無難です。
手続きをしても、実際に開設されるのは数日かかるようです。


信用取引口座があると
・資金量の3倍まで取引可能
・同じ銘柄を日に何度も取引可能(現物だと制限がある)
・銘柄によっては売りから入れる(空売り可能)


ただし、その日の取引を超えて信用取引で入手した株を持ち越すとデメリットが発生するので、基本的には毎日0スタートで0に戻すのを忘れずに

売買ツール:Hyper SBI2&スマートアプリ(指紋認証)

ダウンロードサイト(公式)

使いこなすのは時間かかりそうだけど、一瞬で売買したりできて便利。
毎回取引パスワードを入力せずともよくなる。
株数&購入単価をいれればあとはワンクリックで売買完了できるのは初心者に優しい。
デイトレを始める前に色々調べながら、基本的な売買のやり方が分かるように1日練習しました
(信用取引の申し込み前だったので)現物のみでやったら、何か警告が出て1日の限界に達してしまいましたが…

ツールバーを(できるだけ)使いこなそう

私もまだまだです…

最低限必要だと思うのは
・全板:現在の株価を中心とした売買情報&簡単な取引操作ならこれだけでもできる
・チャート:株価の推移をグラフ上に視覚表示
・取引:やや複雑な取引操作(IFDOCOなど)
・登録銘柄:気になった銘柄を登録しておく

各画面を開いてみて、右上の🔗(リンクアイコン)の色を揃えると、揃えたウィンドウ同士が情報リンクされた状態になって連動するので便利ます。

上記以外も色々便利な情報があるので一通り見てみると良い。

他には「注文一覧」からは
・現在出している未約定注文
・当日約定した注文


保有証券」からは
・現在保有している信用証券(当日中に処分が必要)

などが表示されていて、注文の取り消し忘れ/ポジションの手じまい忘れ等を防ぐのに使う。
常に見ておく必要はないので、自分の場合は最小化してウィンドウ左下から出したい時に出せるようにしています。

最初は(全板で)【信用新規の成行買い】⇒【信用返済(全株)の成行売り】※慣れたら指値買

最初はコレが初心者に優しい買い方だと思いました。
金額を入れることもなく、株数だけ最低限(大体は100株)

メリットは、買いそびれ/売りそびれが発生しないこと。
デメリットは、動きの激しい板の場合、どの程度の損益が出るか結果を見るまで分からないこと。

また、板の動きが鈍いと相場に合わない思わぬ高値で引き受けてしまうケースが発生する。

慣れてないうちは、正確に損益を考えて行動するより自分の思ったタイミングで売買を約定できるのが大事だと思いますので、最低でも損切りに関しては成行でタイミングを逸しないほうが良い

ただし、相場以上の価格での約定になるケースが結構痛いので、あくまでHyper SBI2に慣れるまで、もしくは忙しいときの簡便的な入札方法と考えるべき。

指値注文の意味

その価格以下で最も有利な価格で買約定を目指す
もしくは
その価格以上で最も有利な価格で売約定を目指す

打ち込む手間を度外視するのであれば、基本的に成行の上位互換と言える。

板のtickにもよりますが、慣れてきたら買い(参加)に関しては指値に移行しましょう。

(取引ポップアップで)IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文

こちらは少しややこしいけど、是非覚えたい注文方法で、ある程度自動で売買することができる。

①買い条件
②売り条件1
③売り条件2

例えば
①100円で指値購入
②120円で指値で売却
③80円を下回ったら成行で売却

なら

手間がかかりますが、前場(9:00~11:30)と後場(12:30~15:00)の合間や、大引け後(15:00~)の取引できない時間に仕込んでおくと自動で株の売買をしてくれる

OCO1に利益を出す条件、OCO2に損切りをする条件などのように使う。
ただ、信用取引の場合は持ち越しNG(デメリット発生)なので完全に1日触れない時などは敢えて現物売買にするなどの工夫が必要かもしれません。

銘柄選択

デイトレをする際に重要なのが主戦場となる銘柄の選択。

抑えておきたいポイントとしては
① 上昇トレンド、もしくはその可能性が高いこと
② Tick数(値動きの回数)がある程度多いこと



①はチャートから判断。
日経平均などのマクロ要因もあれば、決算や銘柄固有のニュースなどのミクロ的な好悪情報もある。
下降トレンドに「買い」から入るのは見えてる罠につっこむようなもの。

②はランキングを見たり、全板を眺めて判断。
基本的に多い方が良いが、(成行で約定する場合)早すぎてタイミングを逃したり、遅すぎて思わぬ高値で掴まされたり。

初日の結果は…

SBI証券の場合「日計り信用成績表」というところで自動で集計してくれるサービスがあります。

初日にしては上出来!
と言ってもこれは実力ではなく、本日(7/29)は全体的に日経平均が大きな反発をした日でしたので日が良かっただけともいう。
一番大事なのは、大きな反発(その中でも上昇トレンド)が起きそうな日を狙うという盤外戦術かも…

今日は全体的に日経平均が大きな反発からスタート。
その後は落ち着いた展開でしたが、「楽天グループ」等の一部銘柄はその後もどんどん値を上げていく展開だったようです。
自分は楽天グループの値上がりには出遅れてしまったり、レーザーテックで結構マイナスもらったりもしたのですが結果的にプラスで終えることができました。

まだまだ、コツがわかった等とは言えませんが、大きく勝とうと思わなければ少額個人投資家でも小遣い稼ぎくらいはできそうな気がします。

ポイント

勝過ぎた時は、賭けすぎてないかを反省すること

1メモリで1000円とか上下するような株は機関投資家の

戦場になってる可能性が高いので避ける

今回の私の例でいくと、レーザーテックは手を出すべきでなかった銘柄だと思います(ギャンブル性が高い)。
他にも流行りの「ディスコ」とかの大型株は機関投資家の遊び場になっている可能性が高く、小さく勝てても負ける時は大負けするので避けるべき。
1日の損益合計+-1万円あたりを目安に腕を磨きましょう

初心者にとってはいくら勝てそうなタイミングでも大抵は幻想

購入株数は気分で上下させず、ルール化すべし

日経全体の寄り価格が下降から始まった日は軟調予報

趣味でやってるのならいっそお休みも一考
極端な下げトレンドの時は出かけよう!
冗談のようで、これ本当に初心者にとっては大事

個人投資家が持っている「参加しない権利」を忘れない

日経平均も指標になりますが、自分がチェックしている銘柄の多くがこんなスタートを取っている場合はその日は関わらないほうが吉です。
これは機関投資家がその銘柄が本日下がると予想した結果なので、この銘柄に買いから入ると負ける可能性が高い。

売り参加で多少稼げる可能性はありますが、大きく負けるリスクの方が大きい。
相場軟調時に限らず、空売りスタートは通常よりも慎重に

円高時に外国人投資家が資金を引き揚げた時に発生しやすい。
特徴としては、日経平均が大きく下がる(全体が株安)が、付近に決算などの好材料がある場合は割安感のため代わりに日本人投資家の資金が流入することで早めに回復する銘柄がある。

(円高により)日経平均が下がった時こそ、好材料により回復する銘柄を探すのはなかなかいい手法と言えるかもしれないが、リスクも相応。
もちろんこれは現物で、最低でも数日~数週間の保有を考える銘柄。

負けは反省してもすぐ忘れよ

1日の「トータルプラス」を目指さず、フラットな気持ちで

資金力の低い個人投資家の朝イチは、ある程度動きの動向が分かってから

開始と同時に動くのはリスク>リターン

たとえ好決算銘柄でも!

以上、感じたこと、自戒。

初心者の信用取引練習用銘柄のオススメは「楽天グループ」

※あくまで個人の感想なので、売買は自己の意思でお願いします

・「楽天グループ(4755)」は株価1000円前後(単位株100株)で10万程度で参加出来、メモリも0.1刻み(10円前後)なので大勝ち/大負けしづらい。
・相場操作はあまりないように感じる(寄り付き/引け時に危ないのは他と同様)。
・その割にニュースにもなりやすく、ニュースと株価の連動性の練習にもなる。
上昇トレンド/下降トレンドも読みやすいため空売り参加で失敗してもそこまで大きな損失はでない。

もちろん私の銘柄情報などは大した量はありませんが、私が観た中では最初にさわる信用取引チュートリアルの銘柄としては好条件が多い印象でした、個人投資家も多い印象で板の動きもそれなりに。
デイトレードチュートリアルとして優秀

取引に関しては、必ず最低単位株(100株)で1か月程度は運用成績を見てみることをオススメします。
勝ち負け額よりもまずは実際の流れを体に覚えさせることが大事。

メディア露出が多いことから、中長期での保有はそれなりにリスクがありややギャンブル性があるのは覚えておくべき。

最後に

自分の場合、あくまでメインは投資信託
今回はたまたま(市場が堅調だったため)勝てましたがフラットな場だったらまず勝てないと思います。

たしかに機関投資家に比べると知識も経験もないですが、少額個人投資家は100株で身軽に戦えるのはかなり強みだと感じました。

イメージとしては
機関投資家はトラックで多くの荷物を運んで儲かるが狭い道は走れない
少額個人投資家は乗用車で荷物はほとんど運べないが小回りが利く


時間的に美味しいのは前場の最初の30分(9:00~9:30)と後場の最初の30分(12:30~13:00)で、ここだけ切り取って参加できれば小遣い稼ぎくらいはできるようになれそうな気もします。
その関係から、会社員よりも主婦の方向けといえるかもしれません。
ただし、負けてる時に購入株式数を増やしてはいけません、趣味としてやる場合はそれを踏まえた損益になるように。

というわけで、本日は朝から(と言っても10時くらいから)動けたのでゲーム感覚で楽しかったです。
平日の朝から動くのは多くの社会人には難しいかもしれませんが、IFDOCO等を使えば最低限の参加はできると思います。

最初は指値で参加するのは中々難しいかもしれないので、絶対に買いたい場合は「寄付-成行」で参加するのも手。
OCOの部分でいい感じで売るのはなかなか難しいので、1日PC触れない時は損切りOCOだけきちんとして、最悪持ち越してもいいように現物買付で行うのも視野に。

きちんと損切り行動できれば大きく負けることはないと思いますが、どうしても欲が出てしまうのでそれが難しい気がします。
また、今回やったのは短時間で売り買いを行う「スキャルピング」といわれるものですが、思ったより時間が取られるうえに、ついつい気になってしまうので他のことが手につかなくなってしまいそう
なので、デイトレードをするにしても、次からは日経平均の反発狙いの現物スウィングトレードをメインにしたいと思います、これなら仕事しながらでも参加できますし。

デイトレは最初はギャンブルに近いと思っていたのですが、触ってみると意外と投資の側面が強いように感じました。
1/2ハイ&ローではなく、上昇トレンド/下降トレンドの判断が大事。
100株などの最低単位株で動くことでリスクを抑えながら遊べるということで、ソシャゲやるよりは健全かも。

勝っても負けても大きすぎないようにしたい。

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