
どんなゲーム?
ストーリー

冒険家(?)のエドワードと主人公。
プレイヤーにノイズとなるような情報はほぼ触れられず、分かりやすさ重視で入りやすい。

謎のドラゴンの襲撃

ホネドラゴンにのって応戦するも


ゲートに入ってたどり着いたのは1000年前の世界
というところから始まる冒険譚

全体的にゆるふわで、最近洋ゲーばっかりやってた筆者には癒されるw
たまにはこういうのもいい
過去と現在を行き来することになるが、ストーリー自体は非常に分かりやすい構成になっている。
最近のRPGではこういう低年齢層でも安心して遊べるRPGというのは逆に少なく、新鮮かもしれない。
ちなみにボイスは(ほぼ)なし。
一応掛け声のみのパートボイスともいえるが、この程度ならボイス無しと言ってもいいレベル。
ライフ(クラス)育成がシステムの軸



ライフ(クラス)はストーリー面でも使われるくらい重要な部分。
ゲームシステムとしても根幹を担っている。
戦闘職が4、生産職が10の合計10クラス。
生産職はそれぞれがクロスオーバー的に補完しあっていたりするので全て上げていく必要がある。
戦闘職は実は1つのみ上げても問題はない(相互に補完されるような要素はほぼない)
※一応各ライフに1スキルのみ、全てのライフに効果のあるパッシブが最後に取れる
とはいえ、普通にプレイしていると、全てのライフを極めることが多くのプレイヤーの目的となる。
生産システム

生産はミニゲームを通して行う。
オート機能も(それ用のスキルをとれば)可能だが、品質の問題があるのでゲームを通して手動生産は避けることはできない。
極大成功/超成功/大成功/成功/失敗の5パターンの結果があり、生産個数や性能が変わるので、特に序盤は割とシビアな操作が求められる。
中盤以降は(背伸びしなければ)ある程度余裕をもって極大成功に持って行けるような調整になっている。
バランス面、操作面でミニゲーム自体はかなり良く作りこまれている。
正解の操作はレスポンス良く、失敗の操作はわざとレスポンスを悪くして誤操作が出づらいような作りになっていると感じた。
アクションRPGとしての出来は及第点?

一応「回避」「ガード」と言った動作はあるが、(最序盤意外)この距離感で味方4人、敵多数がわちゃわちゃしているので細かい動作が求められるような作りにはなっていない。
そのあたりを重要視するようなゲームではないと割り切るべし。
良くも悪くも、敵を倒せない場合はレベルか装備が足りていない。
拠点作成はあまり期待してはいけない


一通りのチュートリアルが終わったあたりで、自分の拠点を持って開発できるモードが解放される。
住民を増やしたり、道や建物、畑をある程度好きな配置で作ったりはできるのだが、拠点の配置がゲームに与える影響はほぼない。
あくまでフレーバー的に雰囲気を楽しむ。
見た目重視の建築を楽しむことは一応可能だが、ドラクエビルダーズやマイクラなどとは比較はできない。
評価
評価前に一言ことわっておくと、筆者はマルチプレイは全く触ってません。
あくまでシングルプレイでの評価となります。
総合:3.5
一言評価
期待しすぎなければ、クリアまでは良作
そして、昨今は子供はソシャゲばかりでCSゲームは大人向けが増えている中、子供から大人まで遊べるのが素晴らしい。
クリア後要素は、ある意味メインなのに蛇足
筆者自身、純粋なプレイ時間でも50時間は遊んでいるし、楽しめたのは確か。

ただ、クリア後は全てのライフを「えいゆう(最終段階)」まで持って行くことを目標に義務感で遊んでいた感が強かった。
かといって、ストーリークリアまでだと少し物足りなく、この辺りのクリア後コンテンツの薄さが少し評価を落としてしまった原因となった。
ちなみにこの後のエンドコンテンツとしては、「最強の装備集め」「石板のレシピ集め」「すべてのライフをレベル100に」等があるが、最強を目指すために育成コンテンツを繰り返すこと自体が目的。
オートセーブが随時はいることもあって、装備厳選はかなり手間がかかる。
キャラ分の眼鏡装備に経験値UPをつけたり、他の部位にドロップ率UPをつけたり、バカデッカーな大陸の地域ランクを上げたりとやらなければならないことが多く用意されている。
ちなみに右の画像は本当は経験値UP+10を2個つけたいのだが妥協した(笑)
ひたすらに「最強のキャラ」「最強の装備」を作ることが楽しめる人であれば最高のゲームかもしれない。

・分かりやすいストーリー
・丁寧な誘導
・優秀なシステム周り
・(序盤・中盤)ライフ育成が楽しい
一言で言うと、RPGとしての完成度が高い。
プレイを始めてから、ストーリークリアまでかなりハマってプレイできました。
ストーリー進行とライフ(ジョブ)育成のバランスが素晴らしかった。
突出した部分、目新しい部分こそないけれど低年齢の方にも安心して勧めることができるRPGは実は昨今少ないかもしれない。
システム周りではユーザビリティに配慮している点を多く感じ取れるシステム例
■インベントリ整理の手間を排除
・アイテムは全て持ち運べる
・個別最大数を超えたアイテムは自動売却
■移動の手間を削減
・「どこでもゲート」により、ある程度自由に2点間移動をできるようにしている
・どの作業台でも全ての製作作業が可能
・ライフ画面から直接ライフマスターのところにファストトラベル
■素材別に入手可能場所を詳細に記載

入手場所を1個1個記載、めちゃ丁寧。
実はゲームクリア後に気づいた…
・ストーリーはやや消化不良
・コンテンツ自体は実は少ない(繰り返し作業が膨大)
・ガチャダン探索は飽きる
・バカデッカーナはもったいない、スカスカ?
コンテンツは素材の入手が多くを占め、特にガチャダンの周回/バカデッカーナの地域ランク上げは水増しコンテンツに感じる。


ガチャダン限定の敵である「クリスタルブヒーモス」を求めて、ガチャダンの苗99揃えて行ったら、探し出すのに99では足りずに150個くらいガチャダンの苗を消費したり(マジデス)…
全体的にガチャダンの仕様は不満感が多い。
年代(敵レベル)にもよるが、1周10~30分かかるコンテンツにしては得るものが少ない。
1周3~5ステージくらいで良かったのでは?
■バカデッカーナ大陸はスカスカ?

基本的にNPC集めと、素材集め用のMAP。
イベント的にはスカスカなMAPだけど、長時間の作業プレイが強いられるMAPでもある。
問題は素材を集めるためには地域のランクを上げなければならないこと。
ストーリーが終わった後、エンドコンテンツとして地域ランク上げをすることになるがとにかく大変;;
(伝説クエが出てくる)全地域3までは上げたけれど、5まで上げないと出てこないボスが居たりする。
上でも書いたガチャダンに入るための「ガチャダンの苗」の入手はこの地域のミミック討伐がメインとなり、ガチャダン周回には長時間のミミック狩りが必須。
まとめ
一言でいうと
面白かったけれど終盤の失速と、エンドゲームコンテンツが雑だった点が気になった
世間の評価を見ると、辛口評価になっていると思われるし、手放しで褒める層がいるのも納得できる。
筆者もストーリークリアまではほんとワクワクしたし面白かった。
正直いうと、ストーリーは少しモヤモヤした部分はあった(ネタバレ防止のため詳細は伏せ)けど、DLCとかで補完されそうではある。
ガチャダンでしか入手できないアイテムがないと「えいゆう」まで育成できないのはちょっと辛かった…
打ち直し石の装備スキル厳選も、手間がかかるだけで無心で長時間行う作業になるので、自分としては評価を下げてしまった。
ドロップアップ装備4人分とか、星5の打ち直しミニゲーム地獄を考えると、気が遠くなりますね;;
いろいろ言ってますが
ストーリークリアまでを考えるのであれば十分オススメな1本!
オマケ(少しだけ攻略記事)
ガチャダンの苗マラソン(ツバサキ谷のミミック狩り)
色々場所はあると思うけれど、筆者が使ってた場所はコチラ。
どこでもゲートは使わず、ウヤラマの祠の出入りでミミックを呼び出しています。

ツバサキ谷地域の西端の「ウヤラマの祠」とその南側の固定出現するミミックを往復する方法。
ランク5からはマルマル(ボス)が出るのでついでに狩りながら、PTの信頼度上げと同時にこなしてました。
別にここでやる必要はなく、ミミックは逃走ルートがある程度決まっているので、ミミックが向かってくる方向で「どこでもゲート」を使って出入りしながら狩るのもよい(というか恐らくそちらが主流)。
ミミックだけならランク1の方が楽ですが、マルマルも狩りたかったので。
上下の移動がなくメニュー開いたりする動作も必要ないので、操作が楽なのが特徴。
ツバサキ谷のランク上げもついでにこなせます。
王国兵士のソニックブレードⅢでワンパン。
タイミングミスった場合、マルマルの出現位置辺りで止まりますのでそこで倒します。
マルマルと戦いたくない場合は地域ランク4以下にすること。
島の発展度上げは重要

最大まで上げると、消費されるメガミソウの数が60%減少。
忘れがちなのが

インフラ系の設備(橋や階段など)を最大限たてること。
なかなか島の発展度が上がらないな~と思ったら思い出してみましょう。
戦闘ライフ評価
・第1位:狩人
ストーリー終わるまでは他の追随を許さない1強。
理由①
アローレインの発動中の自身無敵が強い。
大型の敵(ミステニアのイネムリドラゴンとか)だと敵の危険行動にかぶせて打つと攻防一体の対応になり、他職よりも低レベル討伐が楽。
理由②
高速移動可能で、便利すぎる。
・第2位:王国兵士
ストーリークリア後に評価が上がってくる。
ソニックブレードⅢ(チャージ技)は至近距離だときちんと3発分ダメージが入るので火力が高い。
遠距離攻撃としても十分使える。
セイントスラッシュ(テンション技)もきちんと3発入り、ボスでもかなり削ってくれる。
移動は狩人より遅いが、火力が高いので殲滅込みなら狩人と同程度かそれ以上の周回効率になる場面も。
・傭兵・魔法使い
ノーコメント
最優秀仲間

硬い!範囲回復!
1枠はとりあえずヒルダ入れておけば間違いなし。
タマゲモノ(おおらかシールド)は敵ドロップなので、プレイしていればそのうち手に入るはず。
謎に固くて、落ちることはほとんどなかった。
範囲回復持ちは一応他にもいるけど、前衛でタンクしながらはPTに安定感出る。
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