最近はひたすら工場建設をしてまして、ようやく現在のティア8までの納品を終えました。
前回のoxygen not includedに比べるとそこまで難しいゲームではありませんが、ポイントやちょっとしたテクニックはありますので、何回かに分けて記事にしていきたいと思います。
第1回のお題は拡張性
初回ではありますが、大体ティア3~4辺りの採鉱機Mk2辺りがアンロックされて工場の本格運用を始めたあたりの人を対象にしています。
段々と工場を拡張していけることは分かったが、最終的な生産ラインの大きさが想定できないのでどの程度の大きさの余白(建設場所)を残しておけばいいのか不安かと思います。
結論からいうと、最終的に精錬機は16台or24台必要になりますが、その考え方等。
コンベアのボトルネックと、生産設備のボトルネック
生産ラインの最大はコンベアの最大値と、原材料の産出量の2つのボトルネックに依存しますのでそこを見ていきます。
ベルトコンベアーのボトルネック
ゲームにおいて、一番の基礎となるのがベルトコンベアーのボトルネックです。
分間搬送量 | アンロック時期 | |
ベルト・コンベアMk.1 | 60 | ティア0(up6) |
ベルト・コンベアMk.2 | 120 | ティア2 |
ベルト・コンベアMk.3 | 270 | ティア4 |
ベルト・コンベアMk.4 | 480 | ティア6 |
ベルト・コンベアMk.5 | 780 | ティア7 |
ベルト・コンベアのアンロックは納品ティアによってアンロックされていきますが、最高でも毎分780となっています。
最初初期からいうと780というのは途方もない量に思えますが、終盤だと「ネジ」「クイックワイヤー」等を集積して使用してしまうとあっという間にボトルネック値をオーバーすることになります。
クイックワイヤーは多量に作成できるが
上記(毎分消費210)のように、一部レシピでは消費量も膨大になり、簡単にコンベアーのキャパシティをオーバーしてしまう。
このような場合を考えると、少ない搬送量で済む「カテリウムのインゴット」状態で持ち運び必要に応じてクイックワイヤーに変換するという現地生産現地消費を心がけるのがいいと思います。
採鉱機産出量とベルトのボトルネック
採鉱機に関しては設備のアンロック状況で以の生産量になります。
以下ではOC(=オーバークロック)として記述しています。
消費電力 | |
採鉱機Mk1 | 5 |
採鉱機Mk2 | 12 |
採鉱機Mk3 | 30 |
採鉱機Mk3(OC1.5) | 52(1.16) |
採鉱機MK3(OC2) | 75(1.25) |
採鉱機Mk3(OC2.5) | 101(1.35) |
低純度 | 中純度 | 高純度 |
30 | 60 | 120 |
60 | 120 | 240 |
120 | 240 | 480 |
180 | 360 | 720 |
240 | 480 | 960 |
300 | 600 | 1200 |
OCはオーバークロックを表していて、有限資材である「パワー・シャード」が必要になるので
オーバークロックなしの最終的な産出量は
中純度で240(/分)
高純度480(/分)
パワーシャードを3本させば1か所で最大1200も産出も可能ですが、無駄です。
前述のベルト・コンベアーのボトルネック問題が関係していて、毎分780を超える分は同時に輸送できないためです。
なので、パワーシャードを使った場合でも採掘量は780がラインということは覚えておきましょう。
つまり、1か所での産出最大量(OC込み)は
高純度:780 (コンベア最大搬送量)
中純度:600(60×4×2.5)
低純度:300(30×4×2.5)
パワーシャードが余ってきた場合、電力消費を度外視すれば、中純度と高純度の差はそこまで大きくないと言えそうです。
精錬炉等の製造機械の将来的な速度
最後まで製錬速度は上がりませんので生産量に応じて複数台設置することになります。
30鉄鉱石⇒30インゴット
つまり、将来的には
240生産であれば、8台の精錬炉
480生産であれば、16台の精錬炉
でのインゴット加工が必要になります。
将来的には中純度でも480程度の産出は見込んだ工場設計にすることをオススメします。
これは以降の加工に使う、製作機、組立機等も同様でfactorioのように製作速度が上がった上位バージョン等はありません。
なので、これらに関してはできるだけ広いエリアを予め確保しておくことが必要になります。
鉄鉱石の製錬例(tier3~tier4段階)
採掘量は採鉱機Mk2(高純度240)
ベルトはMk3(毎分270)
精錬炉8台で丁度消化できていますが、後々8台は追加されることが分かっているので左側には8台分(合計16台)のスペースを確保しています。
製作工程の最も基礎である精錬機は最終的には16~24台の構成になります。
流入量を均等にしたい場合は2分岐8台、3分岐9台が基本。
省スペースしたい場合は
枝分かれすることで、パッとみて分かりやすいラインになります。
どちらもメリット・デメリットがありますのでケースバイケースで使うのが良いでしょう。
まとめ
以上、今回はテクニックというより最終的に必要となる設備の広さを感じてもらう目的の記事になります。
初見の時は、(1つの採掘場所が)最終的にどの程度に拡大するのか見えづらいので逆算的な配置ができないと思うので伝えることが出来れば幸いです。
大抵の場合、結局最終的なボトルネックはベルトコンベアー(Mk5で分間780)になることが多いので、将来的に480~780程度の処理を行えるラインを想定すると良い思います。
当たり前ですが、最初は広めに場所を取った方がいいです。
後で広い場所に移せばいいだけという話でもありますが、最初に小さく作りすぎると資源を移動させるためのラインすら作るのが大変になったりもしますので、最低でも移動させるラインを作る程度の隙間は必要です。
一次生産品(各種インゴッド)は特に後々場所を取る場合が多いので拠点から少し離れたところで作ると、後々の手直しが楽です。
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